「粉もん愛」が培われて来たのも、食文化のなせる技だと思う | MITU-Screen
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「粉もん愛」が培われて来たのも、食文化のなせる技だと思う

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どうしてこんなに「粉もん」が好きなんだろう

看板を見ただけで惹かれてしまう

粉もんパワーに圧倒され続けている
とにかく、粉もんが好きという、たこ焼きボーイです。

子供の頃は、家で、鉄板の上でお好み焼きを焼き、たこ焼きプレートでたこ焼きを焼き、高校時代には街に出ては、お好み焼き屋で青春を語り、たこ焼き屋の軒先で馬鹿騒ぎしながらたこ焼きを食べていた思い出があります。

思えば、僕の青春は粉もんなしには語れないのかな(大げさ)とも思ったりしています。

お好み焼きの大きさ

子供心に、贅沢な食べ物

我が家は、4人兄弟で、ガス台の上に鉄板を置いたお好み焼きパーティ?をよくやっていました。

「今日はお好み焼きやで」と母親に言われると、ワクワクしたのを覚えています。

そして、キャベツの千切りと豚のバラ肉、メリケン粉と材料を整えます。当時は、混ぜ焼きではなく、広島焼きのような重ね焼きだったので、今から思えば、なぜだろうと思ったりします。

大きさも自由に焼けるので、コテで押さえつけて、大きく広げたりしたのも思い出です。

そして、鉄板の上で、コテを使って食べる、これが大阪のお好み焼きの食べ方だったんです。

今でこそ、皿に乗せて、箸で食べたりしますが、いまでも、大阪風といえば、鉄板の上でコテで食べるのが主流なのかな、と想像しています。

ソースは、カゴメのとんかつソースのみ、マヨネーズもなし、鰹節の粉と青海苔をのせて出来上がりです。

焼き上がった時の、幸せな気持ちはいつまでたっても忘れることができない感覚として残っています。

たこ焼きは家でも外でもうまい

一舟5円で食べることができた

たこ焼きについては、近所の駄菓子屋というか、八百屋というか、よろず屋だったみたいなお店があって、冬はたこ焼き、夏はかき氷をやっていました。

値段はおぼろげにしか覚えていないのですが、5円だった気がします。

美味しかったかどうかは、全く記憶に残っていません。

家では、ある時期にたこ焼きプレートを買っていました。丸いプレートで、ガスコンロに乗せて、使います。一度に焼けるのは、10個前後だったかな、と思います。

おいしいたこ焼きを作るのは至難の技で、まず、生地の濃さがわからない。濃すぎると、べたっとして、小麦粉の味ばかり。

タコなんて、最初しかありません。途中からは、ちくわとか紅生姜だけと言った、およそたこ焼きからは遠い食べ物になっていました。

それでも、家族で食べるたこ焼きパーティは楽しくて、時間がすぎるのも忘れて夢中になっていたことを思い出します。

卵焼きとしか書いていない看板

明石に来て、明石焼きがないという話

最近は、冷凍でも味わえるようになった明石焼きですが、僕が最初の明石焼に出会ったのは、本場の明石に行った時です。

ところが、卵焼きという看板があって、明石焼きとは書いていないのです。まあ、これが明石焼きなんだろうと思って、店に入ってみるとその通りでした。

しかし、そこで感じたこだわりはきっと、この食べ物に深い愛着があるんだな、というものでした。

最後に飲んだ出汁も、本場にいるからこそ味わえる、場との絶妙なバランスだったように思います。

イカ焼きは縁日の屋台の味

シンプルだけど、奇跡の美味しさ

お祭りの屋台では、必ずイカ焼きを食べました。

イカ焼きは家では再現できません。やはりあの両面から焼く鉄板は超強力で、出来上がったイカ焼きには、別世界の美味しさがありました。

二つ折りにした生地のもっちりした感触は、いまでも祭りの郷愁とともに蘇ってきます。

そして、ソースと卵と、イカの味が程よく混じり合って、やはり奇跡の美味しさとしか表現できません。

東京で食べたもんじゃ焼きに舌鼓

あれはお好み焼きとは全く違う食べ物だった

もんじゃ焼きとの出会いは、大人になってからです。

東京へ出張に行った時に、友達と一緒に食べに行きました。

作り方も食べ方もわからず、ちょっと引いてしまうような気がしたものです。

ただ、食べ方を教えてもらい、食べてみると、ありゃ不思議、この別世界の食べ物に、とても魅力を感じました。

お好み焼きとは全く違う、それは、料理をしながら食べるというか、やり方によって、いくらでも美味しくできる、不思議な世界でした。

残念ながら、東京へ行く機会はほとんどない身分だったので、それ以来もんじゃ焼きとは出会うことなくきてしましました。

これを機会に、ぜひ東京の、それも月島に行って、たらふくもんじゃ焼きを食べてみたいと思っています。

広島焼きには「広島愛」を感じてしまう

広島以外の場所で食べたらただのお好み焼き

広島焼きは絶対に広島で食べるべきです。

大阪で広島焼きを食べても、はっきり言って、ただの普通のお好み焼きになってしまう。

そんな風に感じるのは、やはり、広島の空気。

あれは「広島愛」だと思います。

広島焼きには、その広島愛を感じさせる、不思議な魅力があるように思います。
感じて欲しい、「粉もん愛」

このブログでは、僕が感じてきたお好み焼きやたこ焼きの魅力を精一杯載せてみました。

それは、僕が小さい頃から感じてきた、粉もんに対する愛情のような、懐かしさとかけがえのない存在としての、尊敬のような思いがあります。

ぜひ、一つ一つ、ゆっくりと味わっていただけたら、と思います。

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