アニメ映画「ONE PIECE STAMPEDE」(ワンピース スタンピード)は2019年8月に劇場公開されました。
漫画『ONE PIECE』を原作としたテレビアニメの劇場版第14作目になります。
キャッチコピーは「熱狂の渦へ向かえ」「時代の覇権を巡る熱狂、開幕。」「立ち上がれ、全勢力」となかなか熱いメッセージ性があります。
原作者である尾田栄一郎が監修として制作に参加しており、衣装やオリジナルキャラクターのデザインを手掛けているんですね。
登場キャラクターは過去最高の200名以上が登場していて、力が入っている作品だな、という感じです。
この記事では、映画のあらすじとラストの結末、見どころと評価を紹介しています。
ONE PIECE STAMPEDEのあらすじ
海賊万博でお宝争奪戦は予測不能の大混乱‼︎
海賊の海賊による海賊のための祭典〈海賊万博〉に招待されたルフィ一行。
会場には世界中から集まったと見られる海賊たちが所狭しと群がり、万博の目玉イベントである「海賊王(ロジャー)の遺した宝探し」の争奪戦が始まろうとしていました。
しかし、そのイベントの裏で暗躍する怪しい影が…。
万博の主催者でもある「最悪の仕掛け人」と呼ばれるブエナ・フェスタは一斉に集めた海賊たちを一網打尽にする計画を企だてていたのでした。
お宝争奪戦が最高潮に高まったとき、元ロジャー海賊団の「”鬼”の跡目」と呼ばれた男、ダグラス・バレットが乱入し、ルフィたちの前に立ち塞がり…⁉︎
ONE PIECE STAMPEDEのラストの結末
海賊万博を餌に海賊たちを集めたバレットの生い立ちは壮絶でした。
バレットは生まれた時から孤児で、母にも仕事の仲間にも裏切られ、ただ1人の力のみでのし上がってきました。
力だけは裏切らないとメキメキと強くなり、海賊になります。
そうしてロジャーと出会ったバレットは仲間を守る事を強さとするロジャーに何度も戦いを挑みますが一度も勝つことができませんでした。
その後、バスターコールによりインペルダウンに投獄されたバレット。
今回の作戦はそこで考えたものでした。
かつてのロジャーと同じように、仲間のために強くなれるルフィと戦うことで、バレットに次第に迷いが出てきます。
そしてルフィの最後の一撃キングコングガトリングに沈みました。
ラフテルへのエターナルポースを手に入れたルフィは、いらないと言って握りつぶしてしまいます。
海軍によってバスターコールがかけられ、抜け出そうとするサニー号。
絶対絶命かと思われたその時、サボの火拳が炸裂します。
しかも歌姫アンの〈ビショビショの実〉でエースの幻を作り上げ2人でルフィを救ったのでした。
こうして再び麦わらの一味は新しい冒険に旅立ちました。
ONE PIECE STAMPEDEの見どころ
アニメ20周年のお祭り的な内容に!
元ロジャー海賊団のバレットの登場シーンや、「鬼の跡目」と言われるほどのバレットの覇気の強さが半端ありません!
ルフィとバレットの覇気の衝突は見逃せないシーンとなっています。
そして過去にルフィたちと深く関わったキャラクターたちも登場する今作。
まさかこんなキャラまで⁉︎と笑ってしまうほど色々な面々が現れ、ワンピースファンにはたまらない状態に。
また今回のゲスト声優も豪華です!
海賊万博を開催した祭り屋のブエナ・フェスタ役をユースケ・サンタマリア、〈ビショビショの実〉の能力者で歌姫のアン役を指原莉乃、海賊万博の司会進行のドナルド役を山里亮太が務めていて楽しみも倍増です。
Amazonプライム無料お試し登録ONE PIECE STAMPEDEの評価
ワンピースの歴代キャラクター集結が熱い‼︎
20周年のオールスターだけあり過去から現在までの濃いキャラクターが勢揃いし、序盤から見応えたっぷりです。
これまでの劇場版作品の中でも最も派手なストーリーだったのではないでしょうか。
これまでの麦わらの一味の旅をなぞっていくような懐かしいネタも多くて登場し、ワンピースファンのご褒美的な作品に仕上がっています。
しかも今作、物語の中身となるのはルフィとウソップなんです。
ウォーターセブン編を思わせるような2人の熱い想いのぶつかり合いが涙なしでは見られません!
20周年記念版として心に残る作品です。