テレビアニメ「オオカミさんと七人の仲間たち」はオオカミさんシリーズのアニメ化作品です。
2010年に全12話放送されました。
沖田雅さんが手掛けるライトノベルを原作としており、小説のタイトルが「オオカミさんと~」からはじまるため、オオカミさんシリーズと呼ばれているんですね。
「オオカミさんと七人の仲間たち」はその第一巻のタイトルで、それがアニメ化されたわけです。
作者が「第一次スーパー童話大戦」と称するように、赤ずきんや浦島太郎、アリとキリギリスや魔女など様々なおとぎ話や童話のキャラクターたちが登場するラブコメとなっています。

オオカミさんと七人の仲間たちのあらすじと結末
どたばた熱血人情ラブコメディ!
私立御伽学園に通う一匹オオカミのツンデレ女子高生・大神涼子。
そんな彼女に思いを寄せるヘタレ男子・森野亮士。
見た目に反して腹黒の赤井林檎。
3人は、人助けと称して貸しを作って困ったときに恩返しをさせるという恐怖の部活、その名も御伽学園学生相互扶助協会に所属しています。
今日もやりたい放題の世直しのために戦っていきます。
最終回ラストの結末
新聞配達をして家計を助ける亮士のクラスメイトの火村マチ子は亮士をブルジョアキャラと勘違いします。
しかし、火村マチ子は、亮士には避けられてしまいます。いよいよ涼子の恋のライバルが登場したわけです。
マチ子の家は、自宅に電灯もなく、かなり苦労していました。やっとこさ亮士とデートにこぎつけたマチ子は晩ご飯を抜いて、それで弁当を作ります。
その後、チンピラを退治する亮士に惚れ直します。そして、亮士の手回しで、マチ子はおかし荘で暮らせることになったのです。
しかし、マチ子は、告白もできず、結局ふられます。亮士は涼子一筋なのです。
マチ子は、涼子に亮士への思いを聞きます。
涼子の口からは「嫌いじゃない…」の言葉がやっと出たのです。

オオカミさんと七人の仲間たちのキャラと声優
魅力的なキャラクターと声優さんを紹介!
・大神涼子
オオカミさんと七人の仲間たちのヒロイン。
モデル作品は「赤ずきん」に悪役として書かれるオオカミで、過去に体験したことのトラウマから誰も信じられない一匹オオカミです。
ボクシングを習ったり多少暴力的なところがあったりしますが、実は嘘の毛皮をかぶっていてない面はかなり普通の女の子です。
声を担当しているのはおとなっぽいクールな女性の声がぴったりの伊藤静さんです。
・赤井林檎
御伽学園学生相互扶助協会の一員。
モデル作品は「赤ずきん」や「白雪姫」の毒りんごということもあり、かわいい見た目とは裏腹にうちにはかなり腹黒な部分を宿しています。
学校帰りにアダルトゲームショップに行くなどしている腐女子ですが、涼子に対しては限定で百合属性も持っています。
演じているのは2007年にしゅごキャラ!で主人公デビューをした伊藤かな恵さんです。
・森野亮士
オオカミさんと七人の仲間たちの主人公。
中肉中背で身長も平均、ザ・普通の高校生で、好みにドストライクな大神涼子に思いを寄せています。
田舎で育ったためか対人恐怖症で、見つめられ続けるとパニックになる視線恐怖症でもあり、ごく自然に気配を消すことができます。
そんな性格の為視線を感じているときは~ッスといったようにヘタレ口調で話しますが、視線を感じなくなった時、電話やネットなどでは男らしい口調で話したりします。
声優は入野自由さん、キングダムハーツシリーズで長年主人公を演じていることで有名ですね。
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原作は大人気のライトノベル!
原作は沖田雅さん作のライトノベル、現在までに電撃文庫から13巻が刊行されています。
イラストはうなじさんが12巻までを、13巻だけはzpoliceさんが担当しています。
今回紹介した「オオカミさんと七人の仲間たち」はライトノベルの第一巻の内容で、メディアミックス作品として月刊コミック電撃大王で漫画の連載もされていました。
