アニメ映画「名探偵コナン 紺青の拳」は2019年4月に公開されました。
劇場版『名探偵コナン』シリーズの23作目にあたります。
4作ぶりに怪盗キッドが登場して、テレビアニメで怪盗キッドと対決した京極真が、初めて劇場版のメインキャラクターになっています。
この記事では、アニメ映画のあらすじとラストの結末、見どころと評価を紹介しています。
名探偵コナン 紺青の拳のあらすじ
気付いたらそこは…
シンガポールにある、プールが有名な「マリーナベイサンズ」で女性が殺される事件が起きます。
被害者はシェリリン・タン。
その場にいた犯罪行動心理学者のレオン・ローと、レオンのかつての弟子で予備警察官である、リシ・ラマナサンは現場の近くで怪盗キッドが残したカードを見つけました。
時を同じくして日本では、京極真が空手の大会にエントリーすることになりました。
小五郎と蘭、彼の恋人の園子は応援しに行くことになりました。
会場の場所は、シンガポールです。
コナンは今の子供の姿ではパスポートを作る事が出来ない為、諦めて日本に残ることに。
その後、誰かがついてきていることを察して警戒するコナンですが、その正体は蘭でした。
その姿を見て安心したのも束の間。
様子のおかしい蘭がほほ笑んだ瞬間、コナンは意識を失ってしまいます。
目が覚めて、気が付いたときにはコナンは見覚えのない場所にいました。
そこは蘭たちの向かったシンガポール。
コナンをこの場に連れて来たのは誰なのでしょうか？
そして、連れてこられた理由とは？
ラストの結末
シンガポールで巻き起こる事件
目が覚めたコナンの前にいたのは、蘭たちと、自分であるはずの工藤新一でした。
この新一はキッドが姿を変えた存在だと気付き、キッドの目的を聞こうとしますが、蘭たちに見つかってしまいます。
そして、怪しまれないように「アーサーヒライ」と名乗りました。
キッドの目的は、空手の大会で優勝した人が取得できるチャンピオンベルトにあしらわれた「紺青の拳」。
紺青の拳は、伝説のブルーサファイアとも呼ばれるほど価値の高いものでした。
もちろんコナンをこの場に連れてきたのはキッド。
その目的は、自分が着せられた殺人容疑を晴らすためでした。
そして地下金庫に格納されていた紺青の拳を盗むために忍び込んでいた際にレオンの側近のレイチェル・チェオングの死体を見つけてしまったのです。
大会を順調に勝ち進んでいた京極は、レオンからボディガードにならないかと持ち掛けられていましたが、その誘いを断っていました。
その後、現地のヤンキーに襲われていた園子を助けるために京極はヤンキーたちと戦いますが、レオンに謎のブレスレットをつけられて拳が使えなくなり、大会への出場を断念することになってしまったのです。
その一方で、コナンはレオンやリシについて調べ上げていました。
レオンは海賊のボス、ユージーン・リムと繋がっており、自身のボディガードを優勝させて紺青の拳を奪うために、京極を襲撃して、大会への出場を断念させたことが判明したのです。
それだけではなく、シンガポールの街までも破壊する計画を立てていたのです。
今までの事件の黒幕は、言うまでもなくレオン。
京極を支援し、過去に自身の会社の弁護士を務めていたシェリリンを殺し、事件の真相を漏らそうとしていたレイチェルを殺害しました。
そんな計画を進めていたレオンの前に、彼に拳銃を向けたリシが現れます。
実は、リシの父親は紺青の拳を発見した張本人で、紺青の拳を狙うレオンに殺害されてしまっていたのです。
父親の仇を討つために弟子を装ってレオンに近付き、自身の計画の為にキッドを利用して罪を擦り付けようとしていました。
リシの目的を知ったコナンたちは、彼を捕まえようとしますが、レオンの計画も進んでおり、大型船が街を破壊し始めていました。
同時に蘭たちと海賊の戦闘も始まっていました。
そして、キッドによりブレスレットを壊してもらった京極は、強さを取り戻し戦い、見事海賊たちに打ち勝ちます。
レオンはもちろんのこと、リシ共々、警察に逮捕されて事件は無事に解決します。
また、キッドは「これは俺が欲しかったものじゃない」と言って、紺青の拳を奪いませんでした。
その後コナンは新一になりすましたキッドにスーツケースに入れられて、日本へと帰ります。
帰国したコナンは素知らぬ顔で、蘭たちを出迎えるのでした。
Amazonプライム無料お試し登録名探偵コナン 紺青の拳の見どころ
ポイントをチェック
前作『ゼロの執行人』に続いた大ヒット映画の本作。
見どころはやはり人気キャラクターであるキッドとコナンのタッグだと思います。
そして、コナンの映画シリーズでの見どころでもある恋愛要素。
今回は京極と園子の恋の行方も気になるところです。
名探偵コナン 紺青の拳の評価
感想は？
本作は謎解きよりもラブコメ要素に力が入っており、園子の可愛さに注目が集まっていました。
また、アクションシーンも特定の人物だけではなく様々な人物が参戦するので見応えもバッチリ。
また、舞台も日本ではなくシンガポール。映画ならではの新鮮な気持ちで観ることができますね。
