アニメ映画「リズと青い鳥」は2018年4月に公開されました。
響けユーフォニアムシリーズの新作映画で、原作の6巻~7巻にかけての話になっています。
人気映画「聲の形」を作り上げたスタッフが集結して、京都アニメーションで作成されました。
この記事では、映画のあらすじと、最後ラストの結末、キャラと声優、監督、京都宇治の聖地を紹介しています。
「リズと青い鳥」あらすじ
高校最後の吹奏楽コンクール。2人の少女が織り成すストーリー
北宇治高校吹奏楽部でオーボエを担当している鎧塚みぞれと、フルートを担当している傘木希美。
2人か高校3年生になり、最後のコンクールを控えていました。
2人で出る最後のコンクールの自由曲となったのは「リズと青い鳥」
この曲にはオーボエとフルートが掛け合うソロパートがありました。
親友同士なはずなのに、そのパートはどこか掛け合わず……
最後ラストの結末
みぞれは新山先生に自分の悩みを相談しました。
すると彼女は、青い鳥は本当はみぞれの方じゃないのか、というのです。
そして、みぞれは初めて物語の真の意味を理解しました。
青い鳥は愛するリズの願いを受け入れるためには、外の世界へ羽ばたかないといけなかったのです。
みぞれは心の迷いを断ち切ったおかげで、次の練習で素晴らしい演奏をします。
そして、練習が終わった後、ひとり生物室にいる希美を見つけ、みぞれは、そばへと近寄ります。
しかし、みぞれの圧倒的な才能を見せつけられたため、希美は皮肉交じりに自分を卑下するのです。
ところが、みぞれは、今までの希美の勝手な振る舞いを責めて、希美が自分にとってどれだけ大切かを伝えます。
そして、今までに言葉に出せなかった思いをさらけ出した二人は、絆の強さを再確認できたのです。
次の日、希美は図書館でみぞれに出会い、コンサートでみぞれを全力で支えることを宣言します。
そして、みぞれはオーボエの練習のため音楽室へ、希美は受験のために図書館に残って勉強するのです。
そこにはもう、希美の後ばかりをついてまわるみぞれの姿はありませんでした。
二人はそれぞれの未来へ向かって歩き出したのでした。
キャラクターと声優さん
アニメに引き続きこの方たちがお届け!!
鎧塚 みぞれ
(CV種崎敦美)
高校3年生で、吹奏楽部ではオーボエ担当です。
口数が少なく感情表現に乏しいですが、オーボエの演奏は反対に情熱的です。
吹奏楽部に誘ってくれた希美のことを大切に思っています。
声優:種崎敦美(たねざき あつみ)
東京俳優生活協同組合所属 主な出演作はとなりの怪物くん/夏目あさ子役 宝石の国/ネプチュナイト役など
傘木 希美
(CV 東山奈央)
高校3年生でフルート担当。
高校1年生の時に吹奏楽部を退部していましたが、2年生になって復帰します。
演奏がうまく後輩にも慕われています。
みぞれは大切な友人の一人です。
声優:東山奈央(とうやま なお)インテンション所属
主な出演作は やはり俺の青春ラブコメは間違っている/由比ヶ浜結衣役 ニセコイ/桐崎千棘役など
リズ/少女
(CV 本田望結)
劇中に登場する絵本「リズと青い鳥」の登場人物です。
「リズ」は両親を亡くして湖の近くで暮らしている女の子です。
「少女」は青い髪の毛をした不思議な女の子です。
声優:本田望結(ほんだ みゆ)オスカープロモーション所属
フィギュアスケート選手であり、女優業も行っています。姉妹もフィギュアスケートの選手をしており「本田姉妹」の名前が有名です。
「リズと青い鳥」監督と聖地巡礼
有名アニメを数々出してきたあの有名監督!
今作の監督はアニメ映画「聲の形」や、アニメ「けいおん」で監督を務めていた山田尚子さんが行っています。
京都アニメーションに入社して、CLANNADなどの演出補佐も務め、20代という若さでけいおんの監督を務めていました。
男性監督では出せない繊細さや空気管、テンプレートの萌アニメの演出を抑えたりなど女性ならではの作品に仕上げています。
そして今作の聖地は「京都府宇治市」となっています!
京都市とも隣接しており、非常に生きやすい場所となっています。
この場所は2人が通っている高校のイメージとなった学校も存在しているので、ぜひ行ってみてはいかがでしょうか?
今作のお話が春だったので、桜が満開の季節に行ってみたいですね!!