アニメ映画「ドラえもん のび太と雲の王国」は1992年3月7日に公開されました。
ドラえもん映画の大長編シリーズとしては第12作で、映画シリーズでは第13作になります。
原作は藤子・F・不二雄で『月刊コロコロコミック』1991年10月号から1992年1月号にかけて掲載されました。
この記事では、アニメ映画のあらすじと、最後ラストの結末、見どころと感想を紹介しています。
映画ドラえもん のび太と雲の王国の概略とあらすじ
舞台は雲の上!
雲の上には天国があると信じてやまないのび太を見たドラえもんは、あるかもわからない天国を信じるよりも自分たちで作ろうと提案します。
色々とありながらもジャイアンやスネ夫、しずかちゃんたちからの協力を得て、ついに雲の上の王国が完成しました。
しかし、王国で遊んでいる中、本当に雲の上に住んでいる人々「天上人」に会い、その存在を知ることになります。
とても友好的に見えた天上人ですが、彼らは環境破壊を進める地上人達を恨んでおり、大洪水を起こして地上文明を破壊させる「ノア計画」を実行しようとしていて…!?
最後ラストの結末
王国は天上人に囲まれていました。
ドラえもんは、ノア計画をやめるよう交渉しますが話を聞いてもらえません。
そのニュースを見たしずかちゃんと天上人であるパルパルはUFOに乗り、王国へと向かっていきました。
しずかちゃんたちが王国に向かう中、現地では、一瞬の隙をつかれたドラえもんとのび太は密猟者たちに王冠を奪われてしまったのです。そして密猟者に捕まってしまうドラえもんとのび太。
王国についたしずかちゃんたちも共に捕まってしまいました。
そして密猟者たちは王国に向かって攻撃を始めます。
手も足も出ない状態でしたが、ドラえもんがガスタンクに体当たりをして、王国を破壊します。
その後、ノア計画に対する再審議が始まります。
そこへ現れたのが以前のび太に育ててもらったと言う、植物星大使のキー坊でした。
天上世界を守るために大けがを負ったドラえもんと、キー坊の説得により天上人たちはノア計画を中止することを議決したのでした。
そしてのび太たちは地球の自然を絶対に守ると約束して、地上に戻っていくのでした。
映画ドラえもん のび太と雲の王国の見どころ
ポイントを紹介
舞台となっているのは「空の上」。誰もが憧れるようなファンタジーでワクワクするような世界観。
そんな場所に自分たちの王国を作ってしまうなんて、子供が見ても大人が見ても夢いっぱいな作品ともいえますよね。
しかし、ストーリーはシリアスな展開に。
地上人を憎む地上人。そしてその理由は視聴者に対してもとても考えさせられる理由ではないでしょうか?
楽しい世界観を作り出しながらもメッセージ性の強さにも注目です。
Amazonプライム無料お試し登録映画ドラえもん のび太と雲の王国の感想
レビューは?
子供向けのアニメの中では少し斬新な設定を盛り込んだ作品ともいえます。
まずは、国を作るにあたってのび太達が株を使うということ。
そしてテーマが環境破壊…。とても深い内容ですよね。
その難しい内容を分かりやすく伝えており、誰でも楽しめる内容となっています。
ワクワクするだけではなく勉強になったという声も多く見られました。