十二国記TVアニメのあらすじと最終話ラストの結末、原作は小野不由美! | MITU-Screen
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十二国記TVアニメのあらすじと最終話ラストの結末、原作は小野不由美!

NHKBS2の衛星アニメ劇場枠内で放送された異世界大河ファンタジーアニメです。

2002年4月から2003年8月まで全45話放送されました。

アニメオリジナルのキャラクターやストーリーなどもあり、原作との違いを楽しむこともできます。

また、原作全てがアニメ化されているわけではなく、「月の影 影の海」「風の海 迷宮の岸」「風の万里 黎明の空」「東の海神 西の滄海」がアニメ化されました。

アニメは45話で、「東の海神 西の滄海」転章で終わっていますが、原作はまだまだ終わっていません。

この記事では、アニメのあらすじと最終回のラストの結末、キャラと声優、原作の作者を紹介しています。

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十二国記のあらすじ

壮大な異世界を旅することとなる少女

普通の女子高生だった中嶋陽子。景麒という青年に出逢い、十二国という異世界に連れていかれてしまいます。

その後景麒とはぐれてしまい、なぜここに連れてこられたのか、なぜ襲われるのか、様々な疑問を抱きながらも旅を続けていきます。

時には蒼猿という幻に、不安を駆り立てられ誰も信じることが出来なくなりながらも、孤独な旅を続けていきます。やがて友人楽俊に出会い、この異世界のことについても知っていきます。

そして旅の末陽子は、慶国の王としてこの異世界で生きていくことを選びます。

慶国の王となった陽子の異世界での物語が続いていきます。

最終話「東の海神 西の滄海」転章ラストの結末

六太は小松水軍を率いる小松三郎尚隆が命を懸けて民を守ろうとする姿勢に理想を重ね、十二国へと連れ帰りました。

20年後、漉水の堤をめぐる争いに巻き込まれて、元州城の内宮の牢に監禁されてしまいます。

尚隆も同様に巻き込まれますが、尚隆の計略によって、雨の中で対岸にのみ堤を築くという策を巡らせます。

その後、六太は牢に閉じ込められた先の元州候・元魁と遭遇し、斡由の過去や人となりや、斡由の目的を知り、斡由は民のためにならないと確信します。

そして、元州城に潜入していた尚隆に見つけられて、迷宮を抜け出すことができます。

六太は斡由と対峙して、自分の考えを伝えますが、斡由は非は家臣の白沢や更夜にあるというのです。

しかし、尚隆によって全てを断罪され、怒りから、斡由は無防備になった尚隆に斬りかかりますが、六太の使令によって瀕死の重傷を負います。

そして、尚隆に介錯されて絶命するのでした。

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十二国記の主な登場人物と声優

巻ごとに異なる主人公

十二国記にはシリーズ共通の主人公は存在しません。

中嶋陽子が一応の中心人物となっていますが、巻ごとに描かれている国が違うため主人公が異なるのです。

その為全ての登場人物をご紹介することができませんので、中心人物のみをご紹介させていただきます。

中嶋陽子(なかじまようこ)

シリーズの中の主要人物で、目立つことを嫌う普通の女子高生。

元々は人の顔色を伺うような大人しい性格でしたが、異世界で旅をして行くにつれて、たくましく成長していきます。

声優は「美少女戦士セーラームーン水野亜美 / セーラーマーキュリー」役で有名な久川綾さんが担当されています。

景麒(けいき)

陽子の前に突然現れ、十二国に連れていく金髪の青年。慶国の麒麟と呼ばれる神獣で、王を見つける能力を持ち、陽子を慶国の王として選びました。

声優は、「銀魂 高杉晋助」などを演じている子安武人さん。

楽俊(らくしゅん)

ネズミの半獣。性格は温厚で、人当たりの良い性格。行き倒れとなった陽子を介抱し、その後親友となる人物です。

声優は、「D.Gray-man ラビ」役などを演じている鈴村健一さんです。

泰麒(たいき)

声優は釘宮理恵さんです。

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十二国記の原作は小説。作者は誰?

ライトノベルの枠を超えた大ヒット作品

作者はミステリーやホラー小説の名手、小野不由美さん。

女性向けのライトノベルとして発行された小説ですが、その世界観や人間の本質を描いたストーリーは、その枠を超えシリーズ累計750万部以上の大ヒット作品となっています。

作品は現在も進行しており、今後の物語も目が離せません。

登場人物それぞれの内面や葛藤を細かく描いたストーリーが心に響くと高い評価を得ているようです。

また、厳しい現実を目の前にした陽子の成長過程は自分自身にも当てはまることが多く勇気をもらったという感想も少なくありません。

異世界ファンタジーというジャンルの作品でありながらも、人間の愚かさや言葉に出来ない大切な何かをストーリー全体で感じることができる作品なのです。

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