アニメ映画「️アイアンジャイアント」は心優しい巨大なロボットと少年の物語です。
2000年4月に劇場公開されました。
イギリスの詩人であるテッド・ヒューズの執筆した「アイアン・マン ー鉄の巨人ー」が原作となっていて、配給はワーナー・ブラザースが務めています。
原作では鉄の巨人が正義の味方として描かれていますが、本作ではアイアン・ジャイアントが少年との友情を育んでいくものの、大人たちの疑惑の眼差しに晒されていきます。
この記事では、アニメのあらすじと最後ラストの結末、キャラと声優、見どころを紹介しています。
️アイアンジャイアントのあらすじ
空から落ちてきたロボットの目的は?
1957年の秋、ソビエト連邦から世界初の人工衛星スプートニクが打ち上げられました。
アメリカ・メイン州の小さな町に住む9歳の少年ホーガースは「金属で被われた大男が空から降ってきた」という話を耳にします。
宇宙人の存在を信じているホーガースは、夜中に家を抜け出して空から落ちてきたロボットを探しに行きました。
変電所の電線に絡まったロボットを見つけ、助けるホーガース。
ロボットのアイアン・ジャイアントとホーガースはすぐに仲良くなります。
しかし、アイアン・ジャイアントの正体は異星人が戦争の為に作り出した戦闘ロボットだった…‼︎
最後ラストの結末
スーパーマンになったジャイアントにまた会いたい!
政府捜査官のマンズリーに執拗にジャイアントの居場所を聞かれるホーガース。
ジャイアントの居場所を話してしまうホーガースですが、出動要請を受けてやってきた軍隊にアイアンジャイアントをアート作品だと言って誤魔化すことに成功します。
軍隊が去ったあと、ジャイアントと遊ぶホーガースは、ふざけてジャイアントにおもちゃの銃を向けます。
するとジャイアントの目が赤くなって赤い光線を発射し、ホーガースとディーンに怒られてしまい、ひとり森の中を彷徨います。
運悪く、軍隊に見つかってしまったジャイアントは攻撃にあい、戦闘マシーンに変形しました。
騒ぎを聞きつけたホーガースたちが現場に向かうと、ジャイアントは圧倒的な火力で軍隊に対抗していました。
マンズリーは核攻撃でジャイアントを破壊しようと進言します。
着々と攻撃の準備が進む中、ホーガースは戦闘マシーンとなったジャイアントに声をかけました。
ジャイアントはホーガースの声を聞いて我に返り、元の姿に戻ります。
事態は収まったかに見えたその時、マンズリーの指示でミサイルが発射されました。
そして数分後には核ミサイルが落ちてくる、絶対絶命のピンチの最中、ジャイアントは「スーパーマンになるんだ」とホーガースに告げ、空へと飛び立ちます。
大気圏を超えたジャイアントは弾道ミサイルに体当たりして、町を救いました。
町は日常を取り戻し、ホーガースは軍提督からジャイアントのネジをひとつ受け取ります。
それだけしか回収出来なかったと手紙に書いてありました。
そしてその夜、枕元に置いていたネジが光りだし、窓の外に出ようと動き出します。
ホーガースは分かっていました。
アイアン・ジャイアントはどこかで生きていて、自己修復を始めたのだと。
「待ってるよ」とネジに声をかけ、窓をそっと開けるのでした。
️アイアンジャイアントのキャラと声優
声優の素晴らしい演技力にきっと涙します!
本作の主人公はホーガース・ヒューズです。
漫画のスーパーマンに憧れる元気な少年。
声優は俳優のイーライ・マリエンタールが担当しています。
空から落ちてきたアイアン・ジャイアントは自分がどこから来て何をするのかわかっていない心優しいロボットです。
自己再生機能があり、バラバラになっても修復可能。
声優は俳優のヴィン・ディーゼルが担当しています。
他にもホーガースの母親役を女優のジェニファー・アニストン、スクラップ場のオーナーのディーン・マッコーピンを俳優のハリー・コニックJr.が担当しています。
️アイアンジャイアントの見どころ
シンプルなのに胸に残る名作です!
本作は字幕版の声優に映画「ワイルド・スピード」のヴィン・ディーゼルとドラマ「フレンズ」のジェニファー・アニストン、「微笑みをもう一度」のハリーコニックJr.が参加しています。
声優としてどんな演技を見せてくれるのか、いつもと違う雰囲気を楽しめます。
心優しいロボットと少年の交流が優しくて、「なりたい自分になればいい」と言う言葉が胸に響きます。
戦争や核など、メッセージ性の強い内容にも注目です!