映画「ラブ・アクチュアリー」は、2003年公開されたラブ・コメディ映画です。
監督と脚本は、リチャード・カーティスで自身初の監督作品で、リチャード・カーティスは、「ブリジット・ジョーンズの日記」も手掛ける、恋愛ドラマの名手です。
ラブ・アクチュアリーは、男女19人で9つのオムニバスドラマですが、それぞれのドラマが関連しあい相互に関係しているグランドホテル形式の展開でめまぐるしく進むストーリーは、観ているものを飽きさせないでしょう。
この記事では、映画のあらすじとキャスト、人気のわけを紹介しています。
心温まるれない映画をお望みでしたら、きっと裏切られることはないでしょう。
ラブ・アクチュアリーのあらすじ
クリスマス5週間前から始まる恋のグランドホテル
クリスマスの5週間前から描かれる男女19人のラブストリーです。
舞台はイギリス。
首相に就任したデヴィットは、豊満な胸をした秘書に一目ぼれして仕事に実が入らない日々に苦悶します。
親友の妻に片思いする画家、ミステリー作家は言葉の通じないポルトガル娘に恋します。
初恋の少年は、彼女の気を引くためにドラムの練習をします。
やがてクリスマスから1か月後・・・・・・。
最後ラストの結末
新年を迎えたヒースロー空港では、遠征から返ったビリーが、新しい彼女を連れてロンドンに帰ってきました。
ジョーはそれを出迎えます。
ジェイミーはポルトガルからオーレリアを連れて来ました。
そして、マーク、ピーター、ジェリエットに紹介しました。
ピーターとジュリエットの夫婦仲も順調です。そして、マークとの友情もうまく行ってました。
サムはアメリカから遊びに来た彼女に駆け寄ります。それに対して、キスすればいい、と冷やかすのはダニエルで、その横には、新たな恋人がいました。
また、外遊から戻ったデイヴィットに、ナタリーはしっかり抱き付きました。
出張から帰ってきまハリーをカレンが子供連れで出迎えました。
トニーは偶然会ったジョンとジョディにお揃いの婚約指輪を見せられます。そこにコリンが帰って来て出迎えます。
コリンは魅力的な恋人を手に入れて、その妹をトニーに紹介しました。
ヒースロー空港には今日も愛が溢れているのでした。
ラブ・アクチュアリー キャストと相関関係
重層構造のオムニバスドラマの人々
・コリンとトニー
コリン(アラン・リックマン)とトニー(アブダル・サリス)は親友。
コリンは、アメリカへ旅立ちヤンキーガールにもてまくる夢を持っています。
トニーは、アメリカに行ってもダサいからもてないと諭します。
やがてアメリカに旅立つコリン。
・ジェイミーとオーレリア
作家のジェイミーは、フランスの別荘に籠り小説を書いていました。
別荘の家政婦でやってきたオーレリア(ルシア・モニス)ポルトガル人で言葉が通じません。
しかし、いつしか惹かれ合う二人。
・ピーターとジュリエット
新婚のピーターとジュリエット。
結婚式のビデオ撮影はピーターの親友マーク(アンドリュー・リンカーン)が取りました。
そのビデオを観たジュリエットはマークが好きなことに気づきます。
マークは、クリスマスの夜に自分の気持ちにケリをつけるためにピーターとジュリエットの新居を訪れます。
・ジュディとジョン
ジュディとジョンは、ポルノ映画の俳優。
撮影現場では、お互いの裸はもちろんあんなことやそんなことまでやっているのですが、二人ともとても相手を思っています。はたして恋人同士になれるのか。
・ハリーとカレン
会社社長のハリーは、OLのミア(ハイケ・マカチュ)から誘惑されて思わずクリスマスプレゼントを用意します。
しかし、彼(エマ・トンプソン)には妻のカレンと子供たちがいます。
やがて、カレンはハリーに気になる娘がいることに気が付きます。はたして、ハリーとカレンはクリスマスにどうなるのか。
・デヴィットとナタリー
英国首相になったデヴィット(ヒュー・グラント)は、秘書のナタリー(マルティン・マカッチョン)が気になってしまいます。
そんなある日、プレイボーイの米国首相(ビリー・ボブ・ソートン)とキスしているところを発見!
激怒したデヴィットは、ナタリーを配置換えして飛ばしてしまいます。
クリスマス前に、ナタリーからのクリスマスカードを発見したデヴィットは、ナタリーとよりを戻すため夜にもかかわらず、いつか聞いたことのある住んでいる場所へ行って探します。
・サムとジョアンナ
サム(トーマス・サングスター)の初恋の相手はジョアンナ。
初恋相手の気を引くためには何をすべきか?
義理の父のダニエルに相談します。楽器が弾けたならきっと彼女の気が引けると思い込み、ドラムの猛練習をします。
・その他
宝石店員ルーファス役のローワン・アトキンソン(イギリスの変なおじさんことMr.ビーン)。歌手のビリー(ビル・ナイ)とマネージャーのジョー(グレゴール・フィッシャー)。
ここに、書ききれないほどのキャストがたくさんいます。
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結果はわかっているけど、また観てしまう楽しさ。
クリスマスに向かって、9つの物語が同時進行してゆくのはまさに群像劇と呼ぶにふさわしいでしょう。
さらに、登場人物が横にもそれぞれ繋がっているのがスゴイところですね。
精密機械のように緻密に計算されたかのようなドラマの展開には驚かされます。
そして、物語はそれぞれ大団円を迎えるハッピーストーリーなのは予測出来ることですが、やはり心にジンと来てホンワカ暖かくなるのは心地良いものです。