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この世界の(さらにいくつもの)片隅にの映画、前作との違い、感想

アニメ映画「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」は、MAPPA製作による長編アニメーション映画、2019年に公開されました。

「この世界の片隅に」との違いはどこになるのでしょう?

2016年に公開された「この世界の片隅に」がミニシアター系作品であるにもかかわらず2019年までロングラン上映されるなど異例の大ヒットとなったんですね。

それをうけ、38分を超える250カット以上の追加シーン、さらには別のテーマを持つ作品、別作品として生まれ変わったものが、「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」です。

なんと、168分という、史上最長のアニメーション映画となりました。

この記事では、映画のあらすじ、追加された場面で広がった世界のことを紹介しています。

一人の女性の生活を通して、戦争のこと、1日の大切さなど考えさせられる映画でした。

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この世界の(さらにいくつもの)片隅にの映画のあらすじ

戦争を生に感じられるこの作品、いったいどんなストーリーなのか

主人公・浦野すずは絵を描くのが上手で想像力がとても豊か、少しおっとりしていますが元気で明るく広島市で幼少期を過ごしていました。

太平洋戦争中の昭和18年、すずに縁談が舞い込みます。

とんとん拍子に話は進んでいき、翌年すずは北条周作と結婚し、呉市に嫁いでいきます。

娘・晴美を連れて出戻りしてきた周作の姉・黒村径子はすずのことをよく思っておらずきつくあたりますが、それでも徐々に嫁として家族に受け入れられていきます。

必死に生きているある日、道に迷っていたところを助けてくれた女性、リンと打ち解けます。

やがて戦争が激化、劣勢となっていき、再び呉は空襲を受けることになります…

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この世界の(さらにいくつもの)片隅にの映画の声優

豪華声優陣!さらにいくつもの~の新キャラも紹介

・北条すず(旧姓:浦野)…のんさん
・北条周作…細谷佳正さん
・黒村径子…尾身美詞さん
・黒村晴美…稲葉菜月さん
・白木リン…岩井七世さん
・水原哲…小野大輔さん
・浦野すみ…潘めぐみさん

この世界の(さらにいくつもの)片隅にからの登場キャラクター
・テル…花澤香菜さん
すずが遊郭でリンと共に出会うもう一人の女性。九州出身でおっとりした性格の優しいキャラクターです。

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この世界の(さらにいくつもの)片隅にの映画の感想

心に残ること間違いなしの作品

今回「この世界の片隅に」から大幅なカットーシーンの追加により、前作では語られることのなかったリンと周作の関係について触れる話が多くなりました。

キャラクターの心理描写を描くシーンが多くなったことにより、ぐっと物語に引き込まれるような内容になっています。

すずという一人の女性を描いたストーリーに心が動かされてしまいますね。

また、戦争という過去の大きな出来事がテーマとなっていることもあり、物事を深く考えさせられます。

1日の中には起床して、ご飯を食べ、買い物に行き、友人と話し、仕事をし、眠る…その中で笑ったり泣いたり傷ついたり、そういうことを繰り返して生きているんだと、“この世界の片隅に”自分が生きているんだと感じる、そんなことを思える作品なのではないでしょうか。

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