映画「ミスターダイナマイト The Rise of James Brown」はファンクの帝王ジェイムス・ブラウンの足跡を記録した映画です。
ミスターダイナマイトの異名をもつファンクの帝王ジェームス・ブラウンをあますことなく堪能できます。
監督はアレックス・ ギブニー、制作にミック・ジャガーが参加していることでも評判になりました。
この記事では、映画のあらすじとキャスト、見どころを紹介しています。
迫力ある音楽も堪能できる作品なので、きっと心から楽しめるでしょう。
ミスターダイナマイトのあらすじ
ファンクの帝王の実像に迫る
貧しい家庭に生まれ落ちたジェイムス・ブラウン。
6歳の時に、母は家から逃げ出し、綿花農園で働く父は、困り果て叔母の家へ預けられました。
叔母の家は、売春宿でジェイムスは客引きや、道行く人々に歌やダンスを見せて小遣い銭を稼いでいました。
不遇の子供時代から、自分の音楽才能に目覚めファンクの帝王にのし上がってゆく様は圧巻。
自身のバンド運営や音楽プロデューサーそして市民権活動家として、あらゆる面から人間ジェイムス・ブラウンついて描かれています。
ミスターダイナマイトの監督・プロデューサー
ドキュメント巨匠ならではの迫真に迫る映像
監督は、ドキュメント作品の巨匠アレックス・ギブニー。
代表作は「エンロン 巨大企業はいかにして崩壊したのか?」。
プロデュースは、ミックジャガー。制作のみならず自身も映像に出て作品を盛り上げています。
Amazonプライム無料お試し登録ミスターダイナマイトのキャスト
ジェイムス・ブラウンの実像に迫る。
・ジェイムス・ブラウン:
ソウルのゴットファーザー熱狂的なシャウトするボーカルと熱狂的なダンスで音楽界に多大な影響を与え、その影響力はエルヴィス・プレスリーや、ボブ・ディランにも匹敵するほど。
彼の才能は、自身のバンドのみならず、レコードプロデューサーそして市民権活動家でした。
・アル・シャープトン:
1973~1980年まで、ジェームズブラウンのツアー・マネジャー。人権活動家でもあり2004年民主党の大統領候補にもなっています。
・メイシオ・パーカー:
1964年にジェームス・ブラウンのバンドにサックス・プレイヤーとして参加。
・メルビン・パーカー:
メイシオは、実の兄。ドラマーとしてバンドに参加。
・クライド・スタブルフィールド:
1965年にジェームス・ブラウンのバンドにドラマーとして参加。
・アルフレッド“ピーウィー”エリス:
1965年から69年までジェームス・ブラウンのバンドに参加して音楽監督を担当。
・マーサ・ハイ:
1960年代よりよりバック・シンガーとしてバンドに参加。
・ダニー・レイ:
1960年代にジェームス・ブラウンの世話役として参加。その後、ステージの司会を担当。熱演するブラウンにダニー・レイがマントをかける演出はダニーレイが思いついたもの。
・フレッド・ウェズリー:
1960年代からにジェームス・ブラウンのバンドにトロンボーン奏者として参加。
ミスターダイナマイトの見どころ
ドキュメント映画でありながら音楽も楽しめる!
見どころはズバリ!ジェイムス・ブラウンのライブ映像。
絶叫するボーカルスタイルと見事なダンスステップに圧倒されます。
マイケルジャクソンよりも先にムーン・ウオークをしていたなんて驚きですね。