未来世紀ブラジルの映画とサム役の俳優は?監督はモンティ・パイソン! | MITU-Screen
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未来世紀ブラジルの映画とサム役の俳優は?監督はモンティ・パイソン!

映画『未来世紀ブラジル』はディストピア映画の名作です。

1985年に公開されたイギリスのSF映画で、近未来、徹底的な管理社会と化した20世紀の仮想国ブラジルを描いています。

ストーリーも画面も、全体的にダークな空気が漂っており、ディストピア(暗黒郷)映画の名作と言われている作品なんですね。

米サイトTaste of Cinemaが、「見る価値のあるディストピア映画の傑作20本」の1位に『ブレードランナー』、9位に『未来世紀ブラジル』を選定しています。

この記事では、映画のあらすじ、監督とキャスト、モンティ・パイソンのことを紹介しています。

「見る価値のあるディストピア映画」の傑作をぜひご覧ください。

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未来世紀ブラジルの映画のあらすじ

管理社会を生きるサム・ラウリー

20世紀の仮想国ブラジルは、情報化社会のシステムによって国民への管理・抑制を徹底していました。そのため、街では爆発テロがしょっちゅう街で起こっていました。

ある時、情報管理局で役人がハエを叩き落としたことによって、コンピュータの一部が故障してしまい、テロリストの名前を打ち間違えてしまいます。

そのため、何の罪も無い靴職人をテロリストと誤認逮捕してしまいます。逮捕現場を目撃したジルは情報省に抗議をします。

主人公のサム・ラウリーは夢に出てくる美女がジルと似ていることに気がつき、共に行動するようにしたのですが、テロリストとして追われるようになってしまい…。

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未来世紀ブラジルの監督とキャスト

才能溢れる監督

本作品で監督を務めたのはアメリカ出身のテリー・ギリアムです。アニメーターだった彼は、1969年にモンティ・パイソンに参加します。

71年に『モンティ・パイソン・アンド・ナウ』を監督し、その後、『モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル』などの監督も経て、80年に『バンデットQ』が大ヒットしました。

以後、『未来世紀ブラジル』『バロン』『フィッシャー・キング』『12モンキーズ』など連続でヒットしています。

実力派の俳優陣

主人公のサム・ラウリーを演じたのは、イギリス出身のジョナサン・プライスです。

管理社会の中でひたすらに生き、苦しみ抗う主人公を、少しユーモアも混じえつつ見事に演じていました。

ロイヤル・アカデミー・オブ・ドラマティック・アートで演技を学び、1977年、初出演したブロードウェイ劇『Comedians』、90年『ミス・サイゴン』でトニー賞を受賞しました。

85年、本作品への出演で、映画俳優としても注目されました。95年、『キャリントン』では、カンヌ国際映画祭最優秀男優賞を受賞しました。

主な出演作は、『バロン』『エビータ』『007/トゥモロー・ネバー・ダイ』『RONIN』『マリー・アントワネットの首飾り』『ブラザーズ・グリム』です。

大ヒット作品、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズではスワン総督役を演じました。

ダクト修理屋役のアーチボルド・”ハリー”・タトルを演じたのはアメリカ出身のロバート・デ・ニーロです。

『ゴッドファーザー PART II』ではアカデミー助演男優賞を受賞しました。役作りに徹底していることで有名です。

管理社会に染まらずに生き続けようとする、アナーキーな役が似合っていましたね。

ヒロイン役のジル・レイトンを演じたのはアメリカ出身のキム・グライストです。元々ヨーロッパでモデルとして活躍していました。

本作品ではかなりボーイッシュな格好をしていましたが、顔立ちは女性らしく綺麗でしたね。

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モンティ・パイソンとは?

コメディ界におけるビートルズ

監督のテリー・ギリアムは、イギリスの代表的なコメディグループ「モンティ・パイソン」のメンバーの一人でした。

「モンティ・パイソン」は、グレアム・チャップマン、ジョン・クリーズ、テリー・ギリアム、エリック・アイドル、テリー・ジョーンズ、マイケル・ペイリンの6人で構成されていました。

1969年、TV番組『空飛ぶモンティ・パイソン』で人気を博し、その後もLIVE、映画、書籍、舞台劇等で活躍しました。

その爆発的な人気で、メンバーそれぞれがスターになり、「コメディ界におけるビートルズ」と呼ばれました。

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