バタフライ効果って聞いたことありますか。小さな変化が、未来に大きな変化をもたらすことを「バタフライ効果」といい、この映画はこれがテーマになっています。
2005年に日本で公開されました。SFスリラーラブストーリーとたくさんの要素を詰め込んだ作品になっています。
実は、シナリオもよく練られていて、4つに分かれた結末は、1度だけでは楽しみきれない、そんな展開になっています。
この記事では、バタフライ・エフェクトの映画のあらすじと、4通りの結末について紹介しています。
ネタバレ要素もあるので、ご了解ください。
バタフライ・エフェクトの「あらすじと結末」
愛ゆえに迎えた4つの結末
エヴァンは必死に精神病等を追手から逃げ回っていました。
診察室に逃げ込んだ彼は、ある言葉を書き殴ったのです。
時は遡り、エヴァンが幼少の時の話になります。
彼は何度も記憶の欠落を起こしていました。
それは、初恋の相手ケイリーと、その家族と過ごしていた時、入院している父親との面会の時、友人たちとの悪戯の時。誰かの運命を変えたそんな瞬間ばかりでした。
それから月日は経ち、エヴァンは、州立大学での生活を過ごしていました。
しかし、ある日、エヴァンは自身の日記を読むと事で欠損した部分の過去に行く能力を持っていることを発見しました。
タイムリープを利用し、自身の欠損した記憶を取り戻そうとするエヴァンは、その中で彼は、この力があれば過去を変える事ができることに気付いたのです。
物語も進み終盤に差し掛かりますが、何度繰り返しても望む結果をに辿りつかないエヴァンは、そんな中、ケイリーを誤って殺害してしまったのです。
気が付くと精神病棟に入院し日記を失った彼は、過去に戻ることができなくなってしまっていたのです。
しかし、彼は最後まで抗います。
母に届けてもらったホームビデオを見ることで、やり直すことを試み、冒頭のシーンでもある、彼が精神病棟で追われ診察室に逃げ込む場面につながります。
彼はなんとか時間を遡ることに成功したのです。
4つの異なった結末が
映画版
最もポピュラーな映画版での結末で、エヴァンは、ケイリーと知り合い、関係を築き始める最初の場面のホームパーティーの時にまで遡ったのです。
そして彼は、彼女に関係を築くこともないように、彼女に嫌われるように仕向けたのです。
それにより、二人は互いに別々の人生を歩むことになったのです。皮肉にも愛する人を諦める事が、彼女を救う選択でした。
8年が経ち、医者として働くエヴァンは、たくさんの人混みの中でケイリーを見かけます。
二人共、一瞬気がつきますが、ただ過ぎ去りました。エヴァンは寂しさを感じながらも、歩を進めるのでした。
レンタル版①
2つ目のレンタル版の内1つ目の結末でが、エヴァン同じように、彼女との関係を断つことを決めました。
8年が経ち同じく人混みでケイリーと見かけましたが、ここでエヴァンは彼女をお茶に誘ったのです。二人は、ここから失われた関係をもう1度築き始めるのです。
レンタル版②
そして3つ目レンタル版2の結末です。
2つ目と同じく街でケイリーと擦れ違いました。すると、彼は話かけずに彼女の後を追うバットエンディングを迎えてしまいました。
ディレクターズカット版
4つ目のディレクターズカット版での最も切ない結末で、エヴァンが行った過去は、自身がまだこの世に生まれていない胎児の時でした。
胎内に戻り、彼は自分の首に、へその緒を巻き付け自殺する事でケイリーとの関係を断ったのです。
それから時は過ぎ、彼の友人は幸せを掴み、ケイリーもエヴァンではない別の人と幸せな人生を歩むのでした。
バタフライ・エフェクトのキャスト
超大作を生み出した演者達
アメリカ人俳優のアシュトン・カッチャーは主人公のエヴァンを演じました。
映画「抱きたいカンケイ」のアダム役や、映画「スティーブ・ジョブズ」ではスティーブ・ジョブズ役を努めた現在42歳の二枚目俳優です!
そしてヒロインのケイリー役は同じくアメリカ出身の女優エイミー・スマートです。
1997年に映画「スターシップ・トゥルーパーズ」への出演をきっかけに、その多彩なキャラクターと演技力で、多くの映像作品に出演しました。
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映画と共にある最高の音楽
主題歌はイギリス出身の超国民的ロックバンドで日本人も聞いた事があるであろうWhateverなども歌う「Oasis」の名曲「Stop Crying Your Heart Out」です!
曲調・歌詞ともに映画とマッチしており映画のエンディング時には、グッと来るものがあります!