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猫物語(黒)アニメのあらすじと最終回ラストの結末、物語シリーズとは

猫物語(黒)は、西尾維新先生による青春怪異小説です。

「猫物語(黒)」と「猫物語(白)」の二巻構成となっており、〈物語〉シリーズ第4弾として講談社BOX(講談社)から発売されました。

イラストはVOFAN先生が担当しています。

メディアミックスとして、2012年12月31日にTOKYO MX・BS11・ニコニコ生放送にて「猫物語(黒)」のテレビアニメが放送されました。

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猫物語(黒)のTVアニメのあらすじ

猫の怪異に関わる事件

春休みに高校三年生の少年阿良々木暦は、その時に出会った羽川翼に対して自分が抱いている感情が恋であるのかそうでないのか悩んでいました。

ゴールデンウィークの初日、暦は頬が大きなガーゼで覆われた翼に出会いました。

暦が問い詰めると翼は父親に殴られたと言います。その後、車に轢かれた尾の千切れた猫の亡骸を見つけた翼は躊躇わず埋葬したのでした。

妖怪変化の専門家である忍野メメは翼の身を案じます。何故なら「障り猫」と呼ばれる怪異が埋葬された猫であり、翼に取り憑いた恐れがあるからです。

そして、その夜暦は、髪の色が真っ白なネコ耳の怪異へと変わり果てた翼に出会うのでした。

最終回ラストの結末

怪異の力を使って暴れていたのは、障り猫の意思ではなくて翼自身の意思でした。

暦は、怪異すらも利用してしまう翼の異形さを再認識します。

翼は、暦が自分の思い通りの姿になってくれない事に失望し、ついには襲い掛かります。

暦は真っ二つにされましたが、実は暦は、忍からもらった刀を体内に仕込んでおり、襲われることを見越していたのです。

障り猫と同化し過ぎた翼は、分離できずに苦しみます。

そして、暦は自分の判断が間違っていたと後悔しますが、意識も遠のいていきます。

そこに暦を罵倒する声と共に忍が現れ、彼女は自分の血を暦に分け与えて彼を助けます。

さらに、障り猫に襲い掛かり退治に成功するのでした。

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猫物語(黒)のキャラと声優

物語の軸となる主人公達

■阿良々木 暦(あららぎ こよみ)

声優:神谷浩史
※本作の主人公。春休みに吸血鬼に襲われて以来その特性を体に残している少年。

■羽川 翼(はねかわ つばさ)

声優:堀江由衣
※本作の主題となっている少女で猫物語(白)の主人公。暦のクラスの委員長。

■ブラック羽川

声優:堀江由衣
※メメ命名の障り猫と呼ばれる尾のない白い猫の怪異が羽川翼に取り憑いたことで生まれた新種の怪異。

■忍野 メメ(おしの メメ)

声優:櫻井孝宏
※学習塾跡地の廃墟に住み着いて怪異譚の収集を行っている妖怪変化の専門家。30代の男性。

他にも多くのキャラクター達が作品を盛り上げています。

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猫物語(黒)の物語シリーズとは

「怪異」に関わる不思議な物語

「物語シリーズ」とは、「化物語」を始めとするによる小説シリーズです。「化物語シリーズ」とも言われており、猫物語(黒)はこのシリーズの中の作品となります。

21世紀初頭の日本の田舎町を舞台とした、阿良々木暦と彼に出会った少女たちの「怪異」に関わる不思議な物語が展開されていきます。

本編は2017年8月現在でファーストシーズン、セカンドシーズン、ファイナルシーズン、オフシーズン、モンスターシーズンからなる五部構成であり、猫物語(黒)はファーストシーズン中の作品となります。

番外編を含める2019年4月現在で既刊26巻発刊されていますので、アニメ版意外のストーリーも是非チェックしてみてください。

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