TVアニメ「瀬戸の花嫁」は2007年4月から、全26話で放送されたラブコメです。
原作は「月刊ガンガンWING」とその後継誌、「月刊ガンガンJOKER」で連載されていた漫画です。
ストーリーは、一言でいうとドタバタなラブコメディ。
テンポが良く、ギャグアニメとして非常に高い評価を得ていますが、熱いシーンや、シリアスなシーンもしっかりと忘れていないところは本作の魅力の一つとも言えるはずです。
この記事では、あらすじとキャラの説明、演じている声優、さらに、原作の漫画の作者、木村太彦のことなど紹介しています。

瀬戸の花嫁TVアニメのあらすじ
ピンチを救ってくれたのは人魚
瀬戸内の、父親の実家に遊びに来ていた中学生の満潮永澄。
ある日海で遊んでいた時に足をつってしまい、溺れていたところを偶然、人魚である瀬戸燦に助けてもらいました。
しかし人魚には「身内以外の人間に人魚の姿を見られた場合、どちらかが死ぬ、または人魚の正体を知った人間が人魚の身内になる」という掟があったのです。
そこで永澄は燦と結婚することを選びますが、燦の父親は燦を溺愛している上に、瀬戸内魚類連合「瀬戸内組」の組長だったのです。
結婚をどうしても阻止したい父親は、永澄のことを抹殺しようと様々な攻撃を仕掛けてくることになるのですが…。
最終回ラストの結末
永澄は燦を取り戻そうと、海の潜水艇で留奈や猿と共に魚義の別荘へ向かいます。
その手には、燦と永澄を繋ぐ大切なものが握られていました。
海中機雷を破壊しながら、突っ込むことに成功、豪三郎たちが閉じ込められている牢屋も突入の衝撃で半壊します。
永澄の前に立ちはだかって、燦のことを忘れろと言う明乃でした。
しかし、永澄は絶対に燦を諦めないと言言います。
そして、彼らの前に魚義のペットのウツボが姿を現します。
そのウツボを止めたのは脱獄してきた豪三郎でした。
蓮は危険だから、後は自分たちに任せろと言いますが、永澄は自分が燦を迎えに行くと言います。それは、燦が夏休みのあの日、自分の命を救ってくれたからでした。
最愛の娘を永澄に託そうと羽織を渡し、永澄は燦の待つ部屋へ走ります。
遂に燦のところまで辿り着いたとき、目の前に手を出そうとしている魚義の姿がありました。
永澄はあっさりとねじ伏せられてしまいます。
その時、手から決して離さなかったものが落ちます。それは指輪でした。
永澄の叫びが、意識を失っていた燦を呼び戻します。
そして、燦につきつけられる銃口の前に永澄が立ちはだかりますが、銃弾は永澄を吹き飛ばします。
しかし、銃弾は歯で止められていたのです。
そうです、永澄はなんと英雄の詩無しで超戦士へと変化していたのでした。
必死の覚悟の永澄は魚義を倒します。
そして、永澄はいいます。
「好きです…ずっと傍にいてください」
「はい。不束者ですが、どうぞよろしくお願いします」
元に戻った日常ですが、永澄は燦の理想に近づくために自立型超戦士を目指します。
それを支え、見守る留奈、学校では猿や海、巡たち、そして明乃がいます。
そして、燦の左手の薬指にはあの日の指輪が輝いていたのでした。

瀬戸の花嫁TVアニメのキャラと声優
中心人物と担当声優さんは?
・満潮永澄
埼玉に住んでいる平凡な中学生の少年。
たまたま父親の実家に遊びに来ていた時に人魚の燦と出会い、人魚の掟により燦と結婚することになってしまいます。
声優は鈴村健一さんです。代表作品は「銀魂」の沖田総悟役や「うたの☆プリンスさまっ♪」聖川真斗などです。
・瀬戸燦
瀬戸内海の海で暮らす人魚の女の子。極道人魚一家の一人娘です。
物腰が柔らかい性格で、意外と天然な一面も。
声優は桃井はるこさんです。「STEINS;GATE」のフェイリス・ニャンニャン役などを演じているだけではなく、アーティスト活動や作詞家など幅広い活動をされています。
・瀬戸豪三郎
燦を溺愛する父親。極道人魚一家の組長です。
娘を溺愛しすぎて、子離れができない典型的な親バカ。永澄との結婚を阻止するべく様々な手を使って攻撃してきます。
声優は三宅健太さんです。代表作品は「僕のヒーローアカデミア」オールマイト役や「バキ」のジャック・ハンマー役などです。
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作者は誰?
原作漫画の作者は木村太彦さん。
ハイテンションなギャグマンガを作風としており、「瀬戸の花嫁」にもその特徴が良く表れています。
「瀬戸の花嫁」を連載中、右腕の異常により長期の連載休止もありました。
現在は良くなっているようで、作品も無事に完結しています。
