TVアニメ「キノの旅」は第1期として2003年4月から7月まで、全13話放送されました。
原作は、時雨沢恵一のライトノベルで、電撃文庫から2000年3月から刊行されています。
この記事では、アニメのあらすじ、最終回ラストの結末、キャラと声優、原作のことを紹介しています。
キノの旅TVアニメのあらすじ
ファンタジーな世界が広がる
このお話の主人公のキノは人間の男の子です。
キノは人の言葉を喋る二輪車のエルメスと共に世界中を旅しています。
世界はたくさんあってそれぞれたくさんの魅力があります。
国によって法や常識が違っていて人々はそれぞれいろんな生き方をしています。
キノはそんなたくさんの世界を巡り自分のルールで3日間だけ滞在してはまた別の国へ旅にでます。
『美しくなんかない。そしてそれ故に美しい』世界を。
最終回ラストの結末
ある日、温かで過ごしやすい街道で、キノは羊の群れに襲われます。
みるみる間に羊の群れは膨れ上がり、命の危険を感じたキノですが、エルメスの助言によって、彼を置いて谷底に逃れます。
翌日、かつて同じく襲われたと思われる亡骸を見つけます。
そして、その男が乗っていた四輪駆動車を駆使して、羊への反撃に出ます。
キノは、辛くもエルメスと包囲網を突破することができたのです。
実はこの羊は近隣の国の伝統娯楽である「闘羊」に使われてきたもの。
まさか、羊が人を恨んでるなど思いもよらぬことだったのです。
最後に、キノは思います。
辛い事や悲しいことは、ボクが旅をしている以上、行く先々に必ず転がっているものだと思っている。
だからといって、旅をやめようとは思えない。
やめるのはいつだって出来る。だから…、続けようと思う、と。
キノの旅の珍しいキャラクター達
演じる声優さん達
キノ CV:前田愛
このお話の主人公の人間の男の子です。
エルメスと一緒に世界を旅する旅人で旅の目的は特にありません。
自分ルールで特に特別な理由がない限りは一つの国に3日間だけ滞在しながら旅をしています。
前田愛さんは女優さんでTVアニメよりも女優としての活動が圧倒的に多いです。
『はみだし刑事情熱系』などの刑事ドラマに出演されています。
エルメス CV:相ケ瀬龍史
キノの旅の相棒の二輪車です。
人の言葉を話すモトラドです。
特に人の言葉を話す以外は普通の二輪車です。
だから自分で動いたりすることはできない。人懐っこい性格で冗談も言ったりします。
相ケ瀬龍史さんは俳優さんで声優活動よりも舞台での活躍が多いです。
『劇団四季 ライオンキング』や『音楽劇 銀河鉄道の夜』などに出演されています。
この二人が旅をする物語なので旅の先々でいろんな人たちに出会います。
一話一話に出てくるキャラクターはとても魅力的なので一度見てみてください。
アニメだけじゃないキノの旅の原作小説
不朽の名作ともいわれる小説も読んでみよう
キノの旅は2000年から刊行されている作品です。
電撃文庫(KADOKAWA)大人気ライトノベルです。
シリーズ累計は820万部を突破しており現在22巻まで出ています。
アニメから入られた方は是非原作を読んでみてほしいです。
アニメとはまた違った味わいがあります。小説が苦手な方は漫画も出ているので漫画から読んでみるのもいいと思います。
またキノの旅とは別にパロディの『学園キノ』も出ているので興味がある方は是非こちらも読んでみてください。
Amazonプライム無料お試し登録キノの旅の原作者さんはどんな人
こんな作品も書いている
キノの旅の原作者さんは時雨沢恵一(しぐさわけいいち)さんでライトノベル作家さんです。
キノの旅がデビュー作でそこからたくさんの小説を書かれています。
『一つの大陸の物語シリーズ』や『ソードアートオンラインオルタナティブガンゲイル・オンライン』