TVアニメ「インフィニット・ストラトス」は2011年1月~3月まで、TBS、BS-TBS他にて全12話放送されました。
原作第1巻~第3巻までをアニメ化しています。
監督は2008年放送の『マクロスF』でも監督を務めた菊地康仁です。シリーズ構成は2007年放送の『CLANNAD』でもシリーズ構成を務めた志茂文彦です。
キャラクターデザイン・総作画監督は2004年放送の『下級生2 〜瞳の中の少女たち〜』でもキャラクターデザインを務めた倉嶋丈康です。そして、メカニックデザインは『マクロスF』でもメカニックデザインを務めた高倉武史と豪華メンバーによって作品は作られました。
2011年4月11日付のオリコン・BD週間チャートにて、BD第1巻が初登場総合1位を獲得しており、その作品の良さ・人気の高さが伺えますね。
インフィニット・ストラトスのあらすじと結末
女性優位の世界で戦い続ける男主人公
この世界では、女性にしか反応しない世界最強の兵器「インフィニット・ストラトス」、通称「IS」(アイエス)が出現します。
その後、男女の社会的な立場が完全に一変し、女尊男卑が当たり前になってしまいました。
主人公の織斑一夏は、自身が受ける高校の入学試験会場を間違えて、IS操縦者育成学校「IS学園」の試験会場に入室してしまいました。
一夏は、そこにあったISを男性でありながら起動させてしまったため、強制的にIS学園に入学させられてしまうのでした。
「世界で唯一ISを使える男」である一夏は、彼以外が全員女子のIS学園生徒たちにとっては興味の的となります。
そして、さまざまな出会いや再会を通し、一夏の前途多難な日常と、ISを巡る戦いの日々が始まっていきます。
一夏は自分の身体が異様に回復することから、自分の正体を知ろうとします。そして、篠ノ野束から、一夏と千冬の正体を聞きます。
それは、昔、完璧な人間を作り出そうとする計画があったのです。
しかし、その事業は篠ノ之束の登場により頓挫してしまいました。なぜなら、篠ノ野束こそが理想の完璧なスペックを持った最高の人類だったのです。
そうすると、最高の人類を作り出そうという計画に意味がなくなってしまったのですが、一夏と千冬は、その計画中に作られた人工の超人だったのでした。
インフィニット・ストラトスのキャラと声優
作品を盛り上げる多くのキャラクター達
■織斑 一夏(おりむら いちか)
声優:内山昂輝、前田綾乃(小学生時代)
※本作の主人公。
■篠ノ之 箒(しののの ほうき)
声優:日笠陽子
※本作のメインヒロイン。
■セシリア・オルコット
声優:ゆかな
※本作のヒロインの1人
■凰 鈴音(ファン リンイン)
声優:下田麻美
※本作のヒロインの1人
■シャルロット・デュノア
声優:花澤香菜
※本作のヒロインの1人。
インフィニット・ストラトスの原作小説
デビュー作にして超大人気作品
インフィニット・ストラトスは、弓弦イズルのライトノベルです。
弓弦イズルのデビュー作でもあり、イラストはokiura・CHOCOが担当しています。
2011年のアニメ放送開始後の第6巻までの累計発行部数は120万部あり、第7巻発売時の累計発行部数は135万部もある超大人気作品です。
完結しているので最後まで一気読みができます
MF文庫から2009年5月~2011年月で発刊されたのは全7巻です。イラストはokiuraが担当、2014年3月現在で絶版しています。
その後に、オーバーラップ文庫から2013年~2018年4月で新装版が全12巻発刊されました。
イラストはCHOCOが担当、7巻の表紙ヒロインが従来の篠ノ之箒から更識簪に変更されたり、カラー口絵にて登場ISのイラストとスペックデータ、キャラクターイラストが描き下ろされたりと変更点もいくつかあります。
アニメも良いですが、小説版で作品の世界に入り込むのもおすすめです。
弓弦イズルの現在の活動しては、2017年12月にDMMのブラウザゲームである「インフィニット・ストラトス アーキタイプ・ブレイカー」が開始されて、その原案として参加しています。