「月刊少女野崎くん」は2014年の7月から9月までに12話が放送された深夜アニメです。
アニメ化前からラジオドラマやドラマCD等のメディアミックスがあり注目を集めていました。
ドラマCDの際のキャスティングは、作者きっての希望で声優を選んだそうです。
野崎くんTVアニメのあらすじ
月刊少女野崎くん、どんなお話し?
佐倉千代は、思いを寄せる隣のクラスの野崎梅太郎に思い切って告白をします。
ですが、野崎梅太郎は学生でありながら少女漫画に連載を持つプロ漫画家という顔も持っています。
そして、千代の告白を「ファンとしての告白」と勘違いして、千代をアシスタントとして迎え入れます。
千代は持ち前の社交性で野崎の周りの人と打ち解けていきますが、肝心の野崎が自分のことをどう思っているのかわからないままでいます。
野崎の描く少女漫画の主人公のモチーフが自分であるとも知らず…
最終回ラストの結末
バレンタイン当日、野崎は校内を駆け回っていました。
彼にチョコを渡したかった佐倉ですが、野崎をつかまえられず、周囲に誤解されます。
ところが、鹿島はコンビニのチョコレートの完璧なコピーを手作りして、堀に渡すという驚くべき行動をしていたのでした。
さて、夏祭りになり、カップルを見て、野崎は相変わらず漫画のネタを妄想しています。
そこで、みんなとはぐれた佐倉が偶然野崎と出会い、冗談で差し出したりんご飴を、野崎が口にしたのでした。
野崎は、ジャングルジムの上から写真を撮りたいと思いますが、佐倉は浴衣なので上がることができません。
そんな佐倉を、野崎は軽々と持ち上げ、佐倉は入学式のことを思い出します。その時、佐倉は恋をしてしまったのです。
ジャングルジムの上で、二人で花火を見ているとき花火の音に紛れて、佐倉は「好きだよ」と告白をします。
すると、俺も好きだよとの返事があったのです。
しかし、続けざまに「花火」と言われて佐倉はガッカリします。
それでも、佐倉はこの状況だけで充分に幸せなのでした。
野崎くんTVアニメのキャラと声優
メインキャラクターと担当声優を紹介!
・佐倉千代
月刊少女野崎くんのヒロイン。
明るく無邪気な性格で、少しどんくさいですがノリがいいタイプです。
大きな赤い水玉模様のリボンが特徴的なキャラクターです。
TVアニメ版では小澤亜李さんが声優を担当しています。このキャラクターが初のメインキャラクターとなりました。
・野崎梅太郎
月刊少女野崎くんの主人公。
学生の傍ら連載を持つ超売れっ子漫画家です。
恋愛漫画を描きその心理描写に定評がありますが、本人には恋愛経験が全くなく、周囲の人間を観察して想像を膨らませています。
CLANNADや俺の妹がこんなに可愛いわけがないでも主人公を演じた中村悠一さんが、TVアニメ版の声を演じています。
・御子柴実琴
野崎のアシスタントをしている高校生。
悪そうな見た目と態度で女子の人気を集めていますが、実は恥ずかしがり屋でツンデレというギャップを持っているキャラクターです。
TVアニメ版では、好青年から悪役まで幅広いキャラを演じることで定評のある岡本信彦さんが声優を務めています。
・瀬尾結月
千代のクラスメイト。
がさつで場の空気も読めなかったりするので、いつも誰かに怒られています。
運動神経がとてもいいうえに、声楽部では天使の歌声などと呼ばれるほどの美声を持っていたりします。
ドラマCD、TVアニメともに沢城みゆきさんが声を担当しています。
・鹿島遊
御子柴の親友。
男としてのありとあらゆるモテ要素を持っていますが女子で、あまりにも女子からモテるので普通の女友達がとても少ないです。
TVアニメ版では同時期に4作品でヒロインを演じたこともある中原麻衣さんが演じています。
Amazonプライム無料お試し登録野崎くんTVアニメの主題歌
OPは作曲賞にもなった名曲!
オープニングテーマはオーイシマサヨシさんが歌う「君じゃなきゃダメみたい」。
アニメ・ゲーム向けに立ち上げたオーイシマサヨシ名義での初楽曲ですが、平成アニソン大賞で作曲賞を受賞するなど大ヒットとなりました。
エンディングテーマはヒロインの佐倉千代(小澤亜李さん)が歌う「ウラオモテ・フォーチュン」です。
恋心を歌ったかわいい曲なうえ、テンポもよく思わず口ずさんでしまいそうな曲です。
野崎くんTVアニメの原作漫画
作者初の4コマ漫画!
原作はガンガンONLINEにて連載される漫画です。
作者の椿いづみ氏はもともと少女漫画家でしたが、「月刊少女野崎くん」で初めて4コマ漫画に挑戦しています。
現在も連載中で、既に11巻が刊行されています。