「るろうに剣心星霜編」は大人気の「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-」の最終回と言われています。
原作は、和月伸宏さん、シリーズは、テレビアニメ、映画、OVA作品の5作品となっています。
星霜編は、2001年に発売されたOVA作品で、TVアニメでは無かった原作の人謀編のその後のシーンや、原作でも描写のなかった剣心の最期について描かれています。
そのため、この星霜編がるろうに剣心の最終回と考えられているんですね。
るろうに剣心星霜編のあらすじと結末
剣心と薫の悲しい最期
剣心の息子剣路が大人になった明治26年、剣心は薫と剣路を置いて贖罪の旅(日清戦争に出征)します。
剣路は、るろうにである父親、剣心を憎み絶望していました。
そこで、剣路は剣心の師匠である比古清十郎に弟子入りするべく、京都へ向かいます。父を憎みながら剣の修行をする剣路を、弥彦が諭すため、剣路と試合をします。
一方、薫は剣心との生活や思い出、さらに雪代縁との事件を回想します。
剣心のことを恨む雪代縁は、薫を軟禁します。剣心は薫を取り戻すべく、縁と壮絶な戦いをした後、勝利します。こうして、剣心と薫は共に生きていくことを決意します。
剣心は贖罪の旅に出ることになりましたが、不治の病を患っていることがわかります。
そして、薫も同じ病にかかることになります。旅の途中剣心は病に侵されながらも何とか薫の元へ戻り、2人は最期を迎えるのでした。
るろうに剣心星霜編の感想
るろうに剣心ファンの中では評価が真っ二つ!?
あらすじからわかるように、剣心と薫の最期は病に侵されながら迎えることになるため、この作品が全体的に非常に暗い内容となっています。
これがるろうに剣心全体の時系列で1番最後となるため、最終回とされていますが、どうしようもなく暗い内容、さらに原作にはないストーリーということで、これを最終回と認めたくないファンも多いようです。
しかし、人間の葛藤を描いた深いストーリーは高く評価されていて、一見の価値のある名作と言えます!
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るろうに剣心でおなじみのキャラクターたち
・緋村剣心 声: 涼風真世
本作の主人公です。小柄で、赤髪と頬の十字傷が特徴です。かつては幕末最強と言われた人斬りでした。
・神谷薫 声: 藤谷美紀
美しい見た目の女性でありながら、腕の立つ剣の使い手でもあります。剣心と結婚し、息子剣路を授かります。
・明神弥彦 声: 冨永みーな
士族の少年ですが、明治維新の戦禍で孤児になってしまいます。ヤクザにスリとして働かされていたところ、剣心と出会い、剣の道へ進みます。