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桜TrickのTVアニメ1期、主題歌を歌った声優さん、百合の意味は?

桜Trickは原作はタチさん、4コマ漫画作品です。

テレビアニメは、2014年1月から3月まで全12話放映されました。

女子同士の恋愛を描いた「百合」アニメの代表作と言われていて、毎回艶かしいシーンも登場することでも話題になりました。

この記事では、そのアニメのあらすじと、最終回ラストの結末、「百合」について紹介しています。

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一度はきいたことある?「桜trick」

声優好き必見!”百合”アニメの金字塔

無数のテレビアニメが放送されつづけている現代日本において、「百合」というジャンルが存在していることをご存知でしょうか。

「百合」とはざっくり説明すると、女性同士の友情または恋愛を描くカテゴリーとして扱われています。

その歴史は古く、現在まで根強い人気があります。しかしその中でも、近年とりわけ話題になった作品がありました。

それが「桜trick」です。

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有名声優の歌うオープンング主題歌で話題に

超豪華声優による「Won(*3*)Chu KissMe!」

キャラクターに命を吹き込む「声優」というに職業にスポットが当たることが増えた近年。

「有名声優」と呼ばれ、世間からアイドル的な人気を誇る人々も多くなってきました。

なかでは「この声優さんが出ている作品だから観る」という視聴経路も多く耳にするようになり、声優さん一人一人のアーティストとしての活動も需要に合わせ増えています。

例えば、「歌う」ことや「LIVE活動」など、スタジオでマイクの前にたち、演技を商品とする以外にも、幅広く活動をしているんですね。

そんな声優アーティスト時代の渦中において、この「桜trick」の主題歌を務めた女性声優さん達のネームバリューがとにかく凄いのです。

戸松遥(とまつはるか)さん、井口裕香(いぐちゆか)さん、相坂優歌(あいさかゆうか)さん、渕上舞(ふちがみまい)さん、五十嵐裕美(いがらしひろみ)さん、戸田めぐみさん。

個々人の説明は省略しますが、アニメファンであれば一度は耳にしたことある名前が1人、2人は当てはまるのではないかと思います。

ピンとこなかったけど気になった方、早速オープニングをチェックです!

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そもそも「桜trick」って?

「桜trick」は漫画原作作品!ざっくりあらすじ

『桜Trick』(さくらトリック)は、タチさんによる日本の4コマ漫画作品です。

芳文社の『まんがタイムきららミラク』で2017年10月号まで連載されており、単行本は全8巻の完結済みの作品です。

アニメーション化においては2014年の冬クール(1月から4月)で放送が行われていました。

最も特徴的なのは、話題を読んだ「各話必ず女の子同士のキスシーンが描かれている」ことです!

そのあらすじはこうです。

主人公・高山春香(戸松遥)と園田優(井口裕香)は、とある高校に入学します。

そして春香は優が他の生徒とさっそく仲良くしている様子を見て嫉妬してしまいます。

春香は自分だけが優の「特別」な友達でありたかったんですね。そこで優が「他の子たちとは絶対にしないことをしよう」と提案します。
そこで春香が答えた他の友達とはしない「特別」が「キス」だった…というおはなしです。

相手への気持ちが爆発して暴走してしまう経験は誰しもあったかもしれませんが、ここまで飛び抜けた行為にでることは、現実ではまず少ないですよね。

それが本作の面白いポイントであって、二人はなんとしてもキスをする為に突拍子もない行動を繰り返すのです。

そういった側面でギャグアニメ的な要素もあり、アニメでのテンポの良い演出も相まって、「百合」初心者の方でもノンストレスで観られること請け合いです。

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そもそも「百合」って?

戦前からあった?少女同士の絆の物語

そもそもなぜ「百合」というジャンルと名称が生まれたのでしょうか。

実は百合の花とその漢字をもちいて、淡い心を匂わす文化が古くから日本にはあり、万葉集などにみられていました。

大舎人部千文(おほとねりべのちふみ)さんのうたが、以下のようにあって
『筑波の嶺の さ百合の花の 夜床にも 愛しけ妹ぞ 昼も愛しけ』

これは「筑波山の百合のように、夜も昼も愛おしい妻よ」という意でよめます。当時から百合という花は、儚い存在でした。

そして時はおおきく進み明治期。

当時は男性が世を動かす存在で、女性の地位という地位は低かったそうです。

その半ば虐げられていた女性達が、同性同士で強く絆を生み出していったのも、想像できることかもしれません。

それを如実に表すかのように1912年には現代でも圧倒的人気で名高い『宝塚歌劇団』が旗揚げ公演をおこなっていたのです。

その影響は強く、全国で似たような「少女歌劇団」が立ち上がり、男性の介在しない女性同士の世界観が確立されていったのです。

そしてその勢いにのり、現代百合文学の始まりともいえる『花物語』(吉屋伸子著)が生まれ、多かれ少なかれ、それらの影響を受けたアーティストが、現在まで「百合」文化を継承し、育んできたのでした。

当時西洋から日本に入ってきた「真っ白な百合の花」は、日本人の感性に眠る「百合像」と、純粋で汚れない女性同士の絆を結びつけたのではないかと思います。

ということで、ここまで「桜trick」の良さを「人気声優」「初心者でも楽しめる」「日本文化の一つ」としてご紹介してきました。

観てみようかな?と少しでも考えてくださった場合は是非、一話だけでもご覧になっていただければ幸いです。

ハマると抜け出せなくなりますよ。

それでは「百合」の描き出す儚くも白い世界でお待ちしております。

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