TVアニメ「クラナド」は2007年10月から2008年3月まで本編22回と番外編1回の全23回が放送されました。
京都アニメーションがアニメーション制作を担当しています。
原作は恋愛アドベンチャーゲームで、コミックやアニメはそのメディアミックス作品です。
劇場版も作られていますが、ストーリーはそれぞれ別に完結しています。
この記事では、テレビアニメ1期のあらすじと最終回ラストの結末、キャラと声優などを紹介しています。
クラナドのあらすじ
事情を抱えた高校生たちが演劇部復活を目指す
高校生の岡崎朋也は、中学時代はバスケ部で活躍し、高校は特待生として進学したものの、怪我で選手生命を断たれたせいで、無気力で毎日を送っていました。
そんな中、学校へ続く坂道で古河渚と出会います。
渚は演劇部に入りたいと思っていましたが、病気がちなために諦めていました。
そんな渚を朋也は励ましますが、演劇部はすでに廃部になってしまったことがわかります。
そこで、朋也と渚は演劇部を復活させるために、部員集めや顧問探しなどを協力して進めていきます。
最終回ラストの結末
文化祭での舞台発表に向けて順調に準備が進んで行きます。
しかし、文化祭前日の夜に実家で舞台のための小道具などを準備していた渚は、自分の父親の卒業アルバムを見つけます。
そして、父親もかつて演劇の夢を追っていたことや、その時一緒にあった日記帳から、幼い自分と過ごす時間を作るためにその夢を諦めてしまったことを知ります。
その日記には、夢を追っていたらこんな幸せを知ることも無かったと書いてありました。
そして、渚と過ごす時間がどれほど幸せに感じているかも書かれてあったのです。
しかし、渚は、二人の夢を奪った自分が夢を叶えるなんて・・と落ち込んで、塞ぎ込んでしまいます。
そして翌日、渚は本番の舞台の上に立ってからも芝居を始めることができず、ついには涙を流してしまいます。
ところが、父親の「子供の夢は親の夢だ」という言葉や、母親の励まし、そして朋也からの熱い応援を受けて、何とか気を取り戻し、演劇を始めます。
そして、無事演劇を終え、成功を喜びます。
その後、渚と朋也のふたりはこっそりと部室へ入り、朋也は渚に向かって、付き合ってほしいと告白します。
渚は涙を流しながらも笑みを浮かべ、頷いて二人は恋人関係になるのでした。
クラナドのキャラと声優
それぞれが抱える事情
・岡崎朋也 声: 中村悠一
本作の主人公で、進学校に通う高校3年生です。
中学校ではバスケ部の部長で、高校は特待生として入学しましたが、怪我で選手生命を断たれてしまいました。
遅刻常習犯で授業態度も悪く、周りからは不良と思われ避けられています。しかし、根は真面目で明るく、渚と共に演劇部復活のために奔走します。
・古河渚 声: 中原麻衣
幼い頃から病気がちで、高校も病気のせいで欠席していたために留年しています。
同級生は既に卒業しているため、クラスでは浮いた存在になっています。
真面目な性格ですが、気弱で自分に自信がありません。
しかし、演劇部を復活させるという強い夢を持っています。
・伊吹風子 声: 野中藍
いつも空き教室で星形の木片を削っています。
そして、削った星形の木片を生徒に渡して歩く変わった女の子です。
しかし、その正体は生霊で、本人は高校入学前の事故で意識不明となり、今も入院しています。
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「人生」を感じる「泣きゲー」
クラナドのゲームは、2004年にPC版が発売されてから、さまざまな媒体向けに発売されてきました。
ストーリーは、「学園編」とその後を描いた「アフターストーリー」の2部構成となっています。
このゲームの制作は、株式会社ビジュアルアーツを代表するゲームブランド「Key」によるものです。
Keyは、「泣きゲー」と呼ばれるジャンルのゲームを手がけており、クラナド以外の作品も大ヒットを記録しています。
アニメを楽しむのも良いですが、ゲームも様々な媒体向けに発売されていますので、是非プレイしてみてください!