2019年の時点で累計発行部数40万部を突破した、超大人気絵本が原作となった映画です。
原作はかの有名な、にしのあきひろ(西野亮廣)さん、なんと森や人などの絵はそれぞれ違ったイラストレーターが担当しており、35人もの作家たちなどを西野さんが面接で選んだそうです。
とてもこだわりぬかれて作られた作品だと言えそうですね。
この記事では、あらすじと、絵本からわかるラストの部分、絵本との違いを紹介しています。
えんとつ町のプペルのあらすじと結末
奇跡の出会い
厚い煙に覆われた「えんとつ町」。
そんな町の住民は青空や輝く星の存在すら知りませんでした。
この町でたった一人だけ、紙芝居を通して輝く星を語っていたブルーノという男性がいました。
しかし1年前、彼は突然消えてしまったのです。
そんなブルーノの息子のルビッチは、父と同様に星を信じ続けていました。
そのことから、町の人たちからは嘘つきだと言われて、一人ぼっちになってしまったのです。
そしてハロウィンの夜、ルビッチはゴミから生まれたゴミ人間プペルと出会い、二人は友達になります。
そして二人の間に次々と起こる奇跡。
プペルは大量の風船を膨らませて船に結び、ルビッチを空へ連れて行き、そこでえんとつ町を覆っている煙を抜けて、星を見せるのです。
ルビッチはプペルにお礼を言って、友達で良かったと言うと、プペルは恥ずかしそうに鼻の下を指で擦るのです。
その仕草を見て、ルビッチはプペルの正体に気づくのです。
なぜなら、その仕草は、父親がする仕草だったのです。
えんとつ町のプペルのキャラと声優
ルビッチやプペルの声優は?
・ルビッチ
父の教えを信じて、星を信じ続けている少年。
現在はお母さんと二人暮らしで、えんとつそうじ屋の仕事をして暮らしています。
声優は映画「星の子」で主演を務めた、人気女優の芦田愛菜さんです。
・プペル
ゴミ山から生まれたゴミ人間。
ハロウィンの夜にルビッチと出会い、プペルと名前を付けてもらいます。
声優は大河ドラマ「平清盛」の主演にも抜擢され、多くの作品に出演されている俳優の窪田正孝さんです。
・ブルーノ
いなくなってしまったルビッチのお父さん。
ルビッチに信じる勇気を与えてくれた人物です。
声優は落語家の立川志の輔さんです。
何と立川さんは、ブルーノのモデルになった方だそうです。
・ローラ
ルビッチと二人で暮らしているお母さん。
ルビッチのことを信じている、とても優しい女性です。
声優は女優からバラエティーなどマルチに活躍されている小池栄子さんです。
えんとつ町のプペルの絵本との違いは?
絵本を見ていなくても楽しめる
作者の西野さん曰く、元々は全10章まであるとても長い作品だったそうです。
先にその一部を描き、その後映画化をしたかったのだというのです。
待望の映画化で、絵本では描かれていない細かいシーンなども多く描かれていると西野さん本人も仰っています。
絵本を読んだ方にも、もちろん楽しめる物語ですが、読んでない方にも楽しんで頂けるストーリーとなっているということです。