ONE PIECE FILM STRONG WORLDのラストの結末、見どころと評価

ONE PIECE FILM STRONG WORLDのあらすじ

「偉大なる航路（グランドライン）」での航海を続ける麦わらの一味のもとに、ルフィたちの故郷である「東の海（イーストブルー）」でいくつもの島が襲われているという情報が入ります。

ルフィたちは旅を中断して「東の海」へ戻ろうとしますが、伝説の大海賊と言われた男、金獅子のシキが乗る、空を飛ぶ巨大な海賊船が現れます。

ナミの天候を予測する能力に目をつけたシキに、ナミは攫われてしまいます。

そしてルフィたちはシキの能力によりサニー号と共に空飛ぶ島メルヴィユに落とされ、離れ離れになってしまいます。

なんとメルヴィユの島は、独自の進化を遂げた凶暴な動物たちが多く住む危険な島だったのです。

誘拐されたナミを助けるため、そして故郷である「東の海」を守るためルフィたちは戦いに挑んでいくこととなります。

ナミはシキの城から、排水口を通じて脱出をしていました。

脱出したナミを探すシキが村に現れ、ルフィたちと戦うところを目にしたナミ。

ルフィたちは必死に戦いますが、全く歯が立たず、ルフィ、ゾロ、サンジ、ウソップ、チョッパーの5人は土のタワーに生き埋めにされてしまったのです。

その様を見たナミは、ルフィたちの命と引き換えにシキの仲間になると約束しました。そして、イーストブルーも助けるように、と。

ナミは、「トーンダイヤル」にルフィ達への伝言を録音して、シキと共に城に戻っていきました。自らを犠牲にしたナミの伝言を聞いたルフィたちは、再び立ち上がりシキの元へ向かいます。

そんな中、シキの城では名高い海賊たちが多く集まり総会を開いていました。シキはナミとの約束を破り、イーストブルーを襲うつもりだったのです。

そして島の凶悪な生物たちと海賊たちを連れて、シキが出発しようとしたその時、ルフィ達の乗る、サウザンドサニー号が突撃してきたのです。

次々と海賊、そして生物たちを倒していくルフィたち。そして再びシキと戦うこととなります。

最強であるシキとの戦いに、悪戦苦闘するルフィたちですが、仲間を守るために覚醒したルフィ、そしてナミと友情を結んでいたビリーと協力し、シキを倒すことに成功します。

メルヴィユ島はシキの能力によって作られていたので、シキの能力が解除された後、島は崩れ落ちていきました。

ルフィたちは船で大海原へと逃げ出し、村の住人達は自らの羽を使って空へと舞い上がっていくのでした。

テレビアニメ10周年記念で制作された本作は、原作者である尾田栄一郎さんが監修した超大作です。

とにかくスケールの大きいストーリー。細かい部分までしっかりと描かれているのは、さすがは尾田さんともいえる作品です。

そして迫力満点の戦闘シーンの中に、しっかりとコメディタッチも忘れない。そんなワンピースらしさもしっかりと感じさせてくれます。

また、ナミの仲間たちに対する伝言もとても感動しますよね。ぜひ作品でチェックしてみてください。

ワンピースの映画の中でも最高傑作との感想も多く見られている本作。

敵うはずのない敵に仲間を信じて闘いを挑んでいくルフィ。

そして迫力のあるバトルシーン。

ワンピースの醍醐味である要素を全て含んだ映画ともいえます。

テレビアニメを見たことがない人にも、一度は見て頂きたい作品です。