アニメ映画「たまこラブストーリー」は2014年に公開された映画です。
京都アニメーションによるアニメ作品で、2013年1月から3月まで放送されていた「たまこまーけっと」TVアニメの続編となっています。
現在アマゾンプライムなどの配信サービスでも見ることが出来ます。
この記事では、「たまこラブストーリー」のあらすじと、最後ラストの結末、見どころなどを紹介しています。
アニメ映画「たまこラブストーリー」あらすじ
幼馴染とのピュアなラブストーリー
高校3年生に進級しても、主人公北白川たまこの頭の中はおもちのことでいっぱいになっていました。
学校の帰り道、たまこたち仲良し4人組の話題は進路の話になっていきます。
進路のことを真剣に考えている親友たちとは別に、なんとなく実家の家業であるお餅屋さんを継ごうと考えていたたまこ。
そんなころ、お向かいに住んでいる幼馴染大路もち蔵もある決心を固めていました。
今までとは違う周囲の変化に、たまこの心も少しづつ変化していきます。
ラストの結末
たまこの祖父が餅を喉に詰まらせて、救急車で病院へ運ばれます。
大事には至らなかったのですが、その付き添いをたまこともち蔵がすることになります。
そこでもち蔵は「告白は無かったことにしてくれ」と言います。それを聞いたたまこはショックを受けます。
今までは告白されたことで動揺していたのに、今度ははっきりともち蔵の存在の大きさを理解したのです。
そして周りから指摘されたことで、ようやくたまこはもち蔵への気持ちに気付きます。
ある日、インフルエンザが広がって、休校の連絡が入ります。その連絡をもち蔵に伝えませんでした。
連絡をしなければいつも通りもち蔵が学校に来ると思ったのでした。
そして翌朝、たまこは教室にいたのに、やってきたのはみどりでした。
そして、みどりはもち蔵が急に東京に転校することになり、そのために東京へ行くと伝えます。
それはみどりの作り話だったのですが、たまこは、急いで駅まで追いかけます。
そして、新幹線が発車しようとしたそのとき、もち蔵の耳にたまこの声が届きます。
そして、たまこは糸電話を、もち蔵に渡します。もち蔵から投げられた糸電話をたまこはつかむことができます。
そして言うのでした「もち蔵が大好き」と。
キャラクターと声優さん
アニメ版に引き続き豪華キャストがお届け!
北白川 たまこ
(CV 洲崎綾)
本作の主人公であり、高校3年生の女の子です。
明るく人懐っこい性格をしていますが、自身の恋愛関係に関してはかなりの鈍感。
小さいころから実家の家業である餅屋「たまや」のお手伝いをしており、物事をお餅で例える癖を持っています。
声優:洲崎 綾(すざき あや)アイムエンタープライズ所属
主な出演作はアイカツ!/夏樹みくる役 亜人/永井慧理子役 など
大路 もち蔵
(CV 田丸篤志)
たまこの幼馴染であり、高校の同級生。
たまこに好意を持っているものの、本人が鈍感故気が付いてもらえない日々が続いています。
実家は「たまや」の向かいの餅屋、「大路屋」の一人息子であり、たまこの実家とライバル関係にあります。
声優:田丸 篤志(たまる あつし)マウスプロモーション所属
主な出演作は魔法科高校の劣等生/吉田幹比古役 A3!/月岡紬役 など
鳥/デラ・モチマッヅィ
(CV 山崎 たくみ)
とある南の島からたまこたちがいる商店街にやってきた鳥。
高飛車な自信家で、ニワトリ扱いをされるとキレる成果郁の持ち主です。
映画本編ではたまこたちとはかかわりがなく、短編として出演しています。
声優;山崎 たくみ(やまざき たくみ)T.S.P代表兼音響監督も務めている声優
主な出演作はしましましまのしまじろう/空野とりっぴぃ役 機動戦士ガンダムX/ロアビィ・ロイ役など
️たまこラブストーリーの聖地
京アニならではの京都の風景
たまこラブストーリーの舞台は「たまこまーけっと」と同じ、京都市の出町桝形商店街です。
アーケードで覆われたコンパクトな地域密着型の商店街です。
たまこの家の餅屋の「たまや」にはモデルが合って、それは創業明治32年の「出町ふたば」ということです。
ここは毎日行列ができるほどの人気店で、「名代豆大福」が有名です。
「たまこラブストーリー」感想と評価
なんといってもキャラクターの可愛さ
今作は涼宮ハルヒの憂鬱などを手掛けた京都アニメーションが制作しているということもあり、非常にキャラクター表現が豊かになっています。
かつてないほど純愛でピュアなラブストーリーとなっています。
SHIROBOKUなどを手掛けた山田尚子さんが監督をしているということもあり、男性だけでなく女性にとっても非常に見やすい作品となっています。
アニメを見ていた人はもちろんですが、映画単体だけでも非常に面白い作品となっています。
配信で行っているものの評価も高く、アニメ関係者以外からも好評を経ている作品です。
お話自体も短いものとなっているので、週末のお供などに見てみてはいかがでしょうか?