アニメ映画「名探偵コナン 時計じかけの摩天楼」は、劇場版「名探偵コナン」シリーズの歴史に残る第1作目の記念すべき作品です。
1997年4月に公開されて以来、長年愛され続けている作品の一つです。
ハラハラとする展開だけではなく、新一と蘭のラブストーリーも描かれた完成度の高いストーリーから大ヒット映画となりました。

名探偵コナン 時計じかけの摩天楼のあらすじ
次々と起こる事件
ある日の夜、病院を経営する黒川邸の主人、黒川大造が何者かによって殺害されました。
江戸川コナンは、毛利小五郎を時計型麻酔銃で眠らせ、自身の推理を披露しその事件は無事に解決しました。
その数日後、名高い建築家で大学教授の、森谷帝二から工藤新一宛にパーティーの招待状が届きます。
しかし現在コナンとなっている新一は行けないため、小五郎を代理人として蘭とコナンに行って欲しいと蘭に頼みます。
そのパーティーに行く代わりに、蘭は5月3日に二人で映画を見に行きたいと新一を誘います。
5月4日が新一の誕生日のため、オールナイトの映画を観て、日付が変わったらプレゼントを渡すつもりだといいます。
そしてそのパーティー会場へ訪れるコナンたち。
そこでコナンは、先日事件のあった黒川邸が森谷の設計であったことを知ります。
その後、5月3日。
火薬庫から爆薬が盗まれ、森谷の設計した建物が相次いで放火されるという事件が発生していることがニュースになっていました。
コナンが事件について考えている最中、犯人から新一宛てに爆破予告の電話がかかってきて…?

名探偵コナン 時計じかけの摩天楼の結末
事件の結末は?
爆破から人々を守り、今回の事件の犯人が森谷だと気付いたコナンは彼を追い詰めますが、既に彼は最後の爆弾の仕掛けを終えていました。
その建物は、蘭が新一と会うために向かっている映画館だったのです。
コナンは急いで新一として蘭に電話をかけますが、既に爆弾が少しずつ爆発しかけていました。
コナンは森谷から爆弾の設計図を奪い、蘭に電話越しでメインの爆弾の解除の指示を出します。
しかし、その設計図は途中で終わっており、最後に赤と青の導線が1本ずつ残ってしまったのです。
最後の導線を切る判断を蘭に任せるコナン。
蘭は、思い切って、青い導線を切ります。
それは正解で、爆発を見事食い止めることができたのです。
そして、蘭の好きな色は赤。
それにも関わらず、彼女が青を切った理由を聞くと「切りたくなかったんだもん。赤は新一と繋がってるかもしれないでしょ?」と答えるのでした。
Amazonプライム無料お試し登録名探偵コナン 時計じかけの摩天楼の感想
大好評の1作目
第1作目とは思えないほどの完成度の高さと、おもしろさ。
クライマックスシーンの蘭が導線を切るシーンは、何度見てもハラハラドキドキしますよね。
爆弾を止めるという、分かりやすいストーリーも大人から子供まで楽しめる要因の一つにも思えます。
それだけではなく、蘭の可愛さもポイントの一つです。
新一とのデートにワクワクする蘭、そして最後は赤の導線を選ばなかった蘭。
蘭の乙女心からくる行動は、とても印象に残りますよね。
非常に評価が高く、傑作という声も多く見られました。
