アニメ映画「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!大人帝国の逆襲」は2001年に公開され、興行収入は15億円を超える大ヒット作となりました。
いつもしんちゃんを見ている子供世代だけでなく、その親に向けた少し大人向けの内容となっていることもヒットの要因となっています。
俳優の阿部寛さんもその内容から「感動的な内容になっています」とのコメントを出してくれています。
この記事では、アニメ映画のあらすじと最後ラストの結末、見所を紹介しています。
嵐を呼ぶ モーレツ!大人帝国の逆襲あらすじ
未来はオラが守るゾ!
ある日、しんちゃんたちが住んでいる春日部市に「20世紀博」というテーマパークが開催されます。昔のテレビや暮らし方が再現され、大人たちは大喜び。
しかしその暮らしがわからないしんのすけ達子供たちはその良さがわかりません。
しまいには大人たちは毎日のようにそのテーマパークに遊びに行くようになってしまいます。
しんのすけに父であるひろしは会社に行かなくなってしまい、母みさえは家事をしなくなってしまいます。妹のひまわりの面倒は兄であるしんのすけが見る始末……
これは大人だけの楽しい時間を作って時間を止めてしまおうという、オトナ帝国か計画の始まりだった。
大人だけの楽園に向かったしまった大人たちは、子供たちのことを忘れてしまいます。
このことを知った春日部防衛隊のしんのすけ、トオル、ネネ、マサオ、ボーちゃんの5名はこの事態をなんとかしようと立ち上がるがーー!?
最後ラストの結末
しんちゃん至上最も泣ける映画!
大人だった時の記憶をなくしてしまった大人たち。
そんな両親をもとに戻そうと、しんのくけはヒロシの靴のにおいを2人に嗅がせます。
ヒロシの強烈な匂いに、勝機を取り戻したヒロシとみさえ。
こんな目に合わせた「20世紀博」の人間を倒そうと野原家一家と春日部防衛隊は立ち上がります。
両輪の記憶を無くしたように、全世界の大人たちを子供にしようと東京タワーから洗脳することを知ったメンバーたちは、東京タワーに向かいます。
スタッフたちの妨害にあい、残ったメンバーは野原家のみになってしまい、全人類の運命はこの一家に託されます。
上に上るにつれてスタッフたちの妨害も多くなってくるのですが、最上階にしんのすけだけでも行ってもらおうとする家族たちの一面に本当に涙が止まらなくなってしまいます。
「俺を置いて先に行け…!」とアニメでよくありそうなシーンなのですが、改めて見るとやっぱり素敵だなぁと思ってしまいます。
東京タワーの階段をのぼりながら一生懸命な野原家を見ていた20世紀博の住人達は、家族の大切さを知り「今を生きる」ことの大切さに気が付いていきます。
この時のしんのすけの涙を阿がしながらのセリフに心打たれる人も多いのではないでしょうか。
ボロボロになりながらも最上階にたどり着いたしんのすけでしたが、エレベーターで悠々とやってきたリーダー格の2人を前にして倒れてしまいます。
洗脳をしようとした2人でしたが、先ほどまでのしんのすけに心打たれた住人達にはそれは効かず、阻止されてしまいます。
行き場を失ってしまった2人は東京タワーから身を投げようとしますが「ズルいぞ!」と叫び、2人は我に返り2人で今を生きていくことを決めます。
無事に元に戻った春日部の住人たちは、いままで通りの毎日を送っていくのでした。
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子供の一言がおとなには刺さる
「オラ、父ちゃんと母ちゃんやひまわりやシロと、もっと一緒にいたいから。けんかしたり、頭にきたりしても一緒がいいから。あと、オラ大人になりたいから!!」
このしんのすけの一言に涙した人は多いと思います。
ボロボロになりながらも言ってのけたしんのすけ、この一言が大人には刺さります。特に今回はヒロシが大活躍でした!
頼りなさげなお父さんに見えますが、やはり一家の大黒柱だなという様をしっかり見せてくれています。子供を守ろうとする大人の姿に涙する人も多いです。
配信サービスでもたくさん視聴できます、お正月のお休みにお子さんと、また友達どうして見てみてはいかがでしょうか!