ジョバンニの島のあらすじと最後のラスト結末、音楽はさだまさし! | MITU-Screen
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ジョバンニの島のあらすじと最後のラスト結末、音楽はさだまさし!

アニメ映画「ジョバンニの島」は2014年に公開されました。

日本音楽事業者協会創立50周年記念作品として公開されました。

タイトルのジョバンニからわかる通り、宮沢賢治の童話「銀河鉄道の夜」をモチーフにした作品で、実話をもとに作られているそうです。

この記事では、アニメのあらすじと最後、ラストの結末とキャラと声優、監督や音楽、見た感想を紹介しています。

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ジョバンニの島のアニメ映画のあらすじ

銀河鉄道の夜をモチーフにしたこの作品、どんなストーリー?

宮沢賢治の名作「銀河鉄道の夜」のジョバンニとカンパネルラから名付けられた兄弟・純平と寛太は終戦間近となった1945年、日本の北に位置する色丹島でのびのびと生活していました。

そんな中、終戦の日、二人に大きな変化が訪れることになります。

その日島にソ連の艦隊が上陸、人々の財産を後化もなく奪っていき、家も失くし漁業も禁止、ソ連に生活を奪われてしまいます。

小学校にはソ連軍人の子女が入ってきます。

最後のラスト結末

ある日、ふとしたきっかけが元で純平と寛太はソ連軍人の娘のターニャと仲良くなります。

もともとは純平と寛太の家だったところでターニャは暮らしていました。

しかし、ターニャもまた、慣れぬ土地で不安を募らせていました。

彼らは、お互いの国の歌を教え合いながら、言葉はわからなくても仲良くなっていきます。

そうして、ターニャはふたりを家に招いてくれました。

島民が食糧難に喘いでいるのに、は信じられないような豪勢な食事を用意して歓迎してくれたターニャの両親と出会って、純平と寛太は少しずつ心を許していきます。

そして、同じ年のターニャと純平は、淡い恋心を抱きます。

ところが、現実には、島民は厳しい統制下で、ふたりの父親もついにソ連軍に捕えられて、ソ連本国の強制収容所に送られてしまいます。

父だけではなく、多くの島民とともに純平と寛太も、叔父もにソ連本国へ送られます。

純平も寛太も、別の場所にいる父に会いたいと叔父に頼みますが、体調を崩した寛太や、心を通わせていたソ連人女教師など、叔父も難題に苦しみます。

そして寛太は、体調をこじらせたまま、ソ連の地で亡くなってしまうのです。

数十年後、かつて色丹島で学んだものが島の学校で同窓会を開きます。

その夜開かれたロシアの住民との交流パーティーの場で、彼はターニャと面影の似た少女に会います。

彼女はターニャの孫娘でした。そして、おじいさんになった純平と娘はは、ロシアの音楽に乗せて踊るのでした。

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ジョバンニの島のアニメ映画のキャラと声優

登場する主要キャラクターと演じた声優さんを紹介

瀬能純平

銀河鉄道の夜の夜に登場するジョバンニから名付けられた少年で、瀬能家の長男。

心優しく育った土地柄からか放牧的な性格ですが、利益に関しては独占的な一面もあります。

軍人の子としての誇りもあり、徐々に戦争や島を占領されたことに対して意識するようになり、反抗的な感情が芽生えていきます。

声優を務めたのは横山幸汰さんです。

瀬能寛太

瀬能家の次男で純平の弟、銀河鉄道の夜のカンパネルラから命名されました。

幼いながらに正義感の強い性格をしています。

声を担当したのは子役から活躍している谷合純矢さんです。

ターニャ

ソ連将校の娘で、瀬能兄弟の通う学校に編入してきます。

軍人なので住む家が転々と変わること、また軍人の行動に対しての嫌悪感などからできるだけ離れようと瀬能兄弟と仲良くします。

演じているのはロシア人のポリーナ・イリュシェンコさんです。

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ジョバンニの島のアニメ映画の監督と音楽

この物語の制作者と彩る音楽

「ジョバンニの島」の監督は西久保瑞穂さん、かつて真下耕一さん、うえだひでひとさん、押井守さんと共に「タツノコ四天王」と呼ばれた方ですね。

「山口直樹」という名義でも活動していて、その名前を用いる際は押井守さんの下で演出を担当しているようです。

音楽はミュージシャンとして有名なさだまさしさんが担当されています。

小説家や映画監督としても活躍するさだまさしさんが、この映画にとてもぴったりな楽曲を提供されています。

ジョバンニの島のアニメ映画の感想

史実を教えてくれる作品

ジョバンニの島は、敗戦し、戦争が終わった日、ですが北方領土の人たちにとっては終わりではなかった、という出来事を教えてくれるそんなストーリーです。

北方領土問題と言えば、いまだ解決しない戦後問題です。

年に何回もニュースにあがりますが、戦争を知らない世代が増えて、概略は知っていても、実際どのような変化があり、現在までどのようになってきたかは、よく知らないのではないでしょうか。

映画を見て、家族との絆、戦争への想い、感動し涙を流す人も少なくなかったようです。

このような史実を教えてくれる作品が広まり、平和な世の中が続くことを願うばかりです。

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