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ねぎ焼きを食べるなら十三のやまもとで、お好み焼きとはちょっと違う

ねぎ焼きと聞いて、どんなイメージを持たれますか。

こんにちは、粉もんのことなら、どこまでも追いかけるたこ焼きボーイです。

さて、ねぎ焼きの現物を見たことがない人は、チヂミのようなものを想像したり、お好み焼きのキャベツの代わりにネギを入れただけだろ、と思ったりするかもしれませんね。

実は、大阪でねぎ焼きといえば、お好み焼きとはだいぶ違う料理だったんです。

この「ねぎ焼き」は明らかに、粉もん料理の一つのジャンルとして確立されているというほど、人気も半端じゃないとのことです。

本物を食べたいと、僕も含めて、わざわざ十三のやまもとまでねぎ焼きを食べに来る人があとをたたないのです。

この記事では、ねぎ焼きの誕生、本場のねぎ焼きについての情報を紹介しています。

記事を読んだら、早速本物のねぎ焼きを食べに行きましょうね。

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大阪名物のねぎ焼きとは?

ねぎ焼きはお好み焼きと似た食べ物ですが、異なる点が二つあります。

一つは、ネギを使うこと、もう一つは、ソースをつけずに出汁につけて食べるということです。

大阪の十三が発祥で、キャベツの代わりに大量の青ネギを使っていることが特徴です。

昭和40年代のことです。大阪市の十三(大阪市淀川区)に今もある、「やまもと」というお好み焼き屋でついに誕生します。

この店で、キャベツの代わりに、大量のネギを入れたメニューを始めたのですね。これがねぎ焼きの始まりだと言われているんです。

ねぎ焼きの作り方

小麦粉を水で溶いた生地を作り、それを鉄板の上に広げて、丸く焼きます。

そこの上に大量の青ネギと具材を乗せて、生地が焼けたらひっくり返して焼く、いわゆる「のせ焼き」が主流です。

ねぎ焼きの具材は、大阪で最もポピュラーなスジコン=牛すじとコンニャクの煮込み、、豚肉、イカ、エビ、ホタテといろいろあります。

確かに、ねぎ焼き発祥ということで「やまもと」はあまりにも有名ですが、大阪では、他にもねぎ焼きを提供する店はたくさんあります。

一味違ったねぎ焼きの食べ方

刻み青ネギたっぷりをダシ醤油で

ねぎ焼きはの特徴は、キャベツの代わりにネギを使っている、というだけではないんです。

それは、ねぎ焼きがソースではなく薄口醤油やダシ醤油、若しくはレモン醤油につけて食べるという食べ方。

この食べ方のおかげで、お好み焼きのようなコッテリした料理ではなく、さっぱりとした味わいの料理に仕上がっているというわけです。

さらに、具材は多くの場合、青ネギのほかには、牛すじとコンニャク、いわゆるすじコンを入れるのが普通になっているのもねぎ焼きの特徴です。

この本格的ねぎ焼きのことを、「すじコンねぎ焼き」と呼ぶそうで、牛すじのうまみとコンニャクの食感がねぎ焼きをさらに魅力的な料理にしてくれているようです。

一度食べたら、くせになりそうなねぎ焼き、ぜひ大阪で食べて欲しいなと思います。

大阪の下町発のまかない料理から生まれたねぎ焼き

さて、このねぎ焼きの誕生物語を聞いて、とても感動しました。

発祥はもちろん大阪の十三のお好み焼き屋「やまもと」です。

この店を開業してまもない頃の話です。

女店主にはスタッフを雇う余裕がありませんでした。ひとりで店を切り盛りしていたんですね。

ある時、学校からおなかをすかせて帰ってくる子供たちに、何か作ってあげようと思い、幼いころに食べた一銭洋食からヒント得て「お好み焼き風」の料理を思いつきました。

その料理を子供が食べている姿を客の中の一人が見て、それをリクエストしたそうです。

それが増えて言って、いつの間にか、そのお好み焼き風まかない料理が人気になっていきます。

それを改良して、その3年後に「ねぎ焼き」という名前のメニューを加えたというのです。

なんとも人情味あふれる話ですね。

ねぎ焼き発祥のお店「やまもと本店」

本店の場所は、阪急の十三駅から徒歩2分ほどの商店街の中にあります。

この本店のほかに、梅田や新大阪駅の新幹線改札内など現在5店舗で営業しています。

ねぎ焼きとお好み焼きの違い整理してみると

たっぷり入れる野菜

お好み焼きにはキャベツがたっぷり入っていますが、ねぎ焼きは名前のとおり青ねぎがたっぷりはいっています。

つくり方

大阪のお好み焼きはキャベツなどの具を生地に先に混ぜてから鉄板で焼きます。ところが、ねぎ焼き
きは広島焼きと同じように、鉄板の上に薄く生地を広げて、その上に具を重ねて、具の上からさらに生地をかけて、じっくり焼きます。

味付け

大阪のお好み焼きはソースとマヨネーズで仕上げるのが定番になっています。しかし、ねぎ焼きでは醤油を塗って仕上げて、さらに、薄口醤油やダシ醤油、若しくはレモン醤油につけて食べるのです。

ねぎ焼きに使われるネギについて

関東でも、ねぎ焼きによく似た料理はありますが、そこでは青ネギは使われません。

関東でネギといえば、白ネギなんですね。

白ネギ(根深ネギ)

白ネギは、白い部分を主に食べます。東日本では最も親しまれているネギです。作り方としては、土を寄せて根元の光を防いで、白い部分を増やします。

白ネギは火が通るとトロッとして甘味が感じられるようになるので、鍋や煮込み料理、串焼きにもってこいです。

青ネギ(葉ネギ)

青ネギは葉ネギとも呼ばれ、おもに関西で親しまれているネギです。白ネギのように白い部分はあまりなく、ほとんど青いのが特徴です。

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