1973年の名作。ポール・ニューマン、ロバート・レッドフォード、ロバート・ショウといった名優たち見事に名演を繰り広げます。
スコットジョップリンの有名なテーマ曲に乗せて、そこに思いもよらない場面が、現れてはまた次の場面へ。とにかく、目を離せない素晴らしい展開。
この記事では、映画のあらすじ、名演の俳優たち、テーマ曲を紹介しています。
絶対に後悔しない、素晴らしい作品だと思います。
スティングの映画のあらすじ
ギャングを騙した結果
1930年ごろアメリカのイリノイ州のジョエリットという町でギャングの手下であるモットラという男が、違法の賭博で儲けた売上金一万ドルをシカゴまで持って言ってるときに、たまたま路上で強盗の現場を目撃しました。
一人の男がナイフで足を刺されしまい、大金の入った財布を盗まれたという状況です。
そこに偶然通りすがった別の男がやってきて逃走した犯人の足に鞄を投げつけました。そして転んだ犯人は盗んだ財布を落とし、モットラーがその財布を拾い上げました。
そして通りすがった男が携帯で警察を呼ぼうとすると金を盗まれた被害者の男にやめてくれと懇願してきました。
その被害者男の話によると被害者の男はカジノのオーナーで、顧客のほとんどがギャングだというのです。
彼はその財布の中ににある大金は顧客に渡すための金でこれをと届けなければならない、約束の時間は4時で、もし届けることができなければ、横領したとして殺されてしまうと言うのです。
被害者の男は、その財布を届ければ礼金として100ドルを支払うと言い出します。通りすがりの男は厄介事に関わるのを嫌ったため引き受けなかったため、モットラがその配達を買って出ました。
モットラの内心は財布の中身の金を自分のものにできると睨んだからでした。
モットラに通りすがりの男はモットラの持っていたお金と一緒にズボンのポッケトに入れた方が安全だとアドバイスをします。
モットラはすぐにタクシーでその場を去りました。そしてタクシーに乗ったモットラは大金が自分のものになったと大笑いするのです。
しかし自分達の売上金が入った袋を開けてみると中身は大量のチリ紙になっていました・・・
詐欺師のフッカーは、師匠であるルーサーとともにギャングの一人を騙すことに成功し大金を手に入れます。
しか、そのギャングの一味のボス、ロネガンという男に師のルーサーを殺害されてしまいます。
師を殺されたフッカーは、ルーサーの旧友の最強の詐欺師ゴンドルフという男に会い、フッカーは彼と一緒にロネガンへの復讐を兼ねて大きな詐欺をすることになるのです。
最後ラストの結末
悪徳警官がフッカーを追い掛けてきます。
そこで悪徳警官はFBIから接触されて、ゴンドルフの逮捕に協力するように求められます。
そして、悪徳警官がフッカーが自宅に戻ってきたところを捕まえて、FBIのところに連れてきました。
FBIはゴンドルフが何を企んでいるかを話すようにフッカーに迫ります。
フッカーは亡くなった師匠の妻を逮捕すると脅されたため、ロネガンを騙し終えたらゴンドルフを引き渡すという約束をします。
ロネガンは50万ドルの大金を用意して場外馬券場に向かいます。
50 万ドルの賭けをゴンドルフは渋るふりをしますが、ロネガンは馬券を買います。
ところが、電信会社の社員に化けた詐欺仲間が、今の馬券は間違った馬に賭けていると伝えます。
ロネガンは慌てて賭けを取り消そうとしますが、そこにFBIが踏み込んできます。
フッカーの裏切りに気付いたゴンドルフがフッカーを銃で撃ち、FBIがゴンドルフを撃ち返します。
そして、2人とも血を流して倒れてしまい、FBIは悪徳警官にロネガンを外に連れ出すように指示します。
ロネガンらが去ると、FBIが合図します。するとゴンドルフとフッカーが起き上がります。
実はFBIも全て騙しだったのです。
ゴンドルフとフッカーは見事にロネガンから50万ドルを奪い取ることに成功したのでした。
スティングのキャスト
主演はあの・・・・
ジョニー・フッカー
主演はロバート・レッド・フォード、アメリカ、カリフォルニア州出身の俳優です。
監督でもあります。彼は監督した作品でアカデミー賞を受賞しています。
俳優と監督ともにたくさんの賞を受賞した名俳優の一人です。
ヘンリー・ゴンドルフ
ポール・ニューマンが演じます。主演男優賞をハスラー2でとりました。
レーサーとしての活躍も有名で、77年のデイトナで5位、79年のル・マンでは2位になっています。
ドイル・ロネガン
スティングのテーマ曲
スティングの代表曲
ジ・エンターテイナーという曲です。もともと映画のために作られた曲ではありません。
ラグタイムで有名なスコット・ジョップリンが作曲した曲です。
それが、スティングの公開とともに日の目をあびることになりました。