アニメ映画「名探偵コナン 瞳の中の暗殺者」は20世記最後の名探偵コナン劇場版シリーズになります。
2000年の4月に「名探偵コナン」シリーズの第4作目として上映され、興行収入も25億円になりました。
主人公の江戸川コナンとヒロインである毛利蘭との関係がメインになっています。キャッチコピーは「蘭の瞳に隠された狙撃犯(スナイパー)を探せ!」です。
この記事では、アニメのあらすじ、結末(ネタバレ)、感想も紹介しています。
ドキドキハラハラのスリル満載のサスペンス映画に仕上がっていて、見ごたえたっぷりです。
名探偵コナンの瞳の中の暗殺者のアニメ映画のあらすじ
謎のダイイングメッセージが解き明かされる!
小学生の体に高校生の頭脳を持つ江戸川コナンはある雨の日に少年探偵団と共に奈良沢治警部補が何者かに拳銃で撃たれるのを目撃します。
犯人が左手で傘を持っていたという証言から犯人は左利きであると推理します。
その後、現職の警察官を標的にした殺人事件が相次いで起こり、毛利小五郎とコナンは真相を探ろうとします。
しかし、この事件には警察組織全体が関わっている可能性があることを知り、白鳥警部に「Need not to know」(知る必要の無いこと)の隠語を言われ、これ以上の詮索はしないようにと注意を促されます。
しかし、白鳥警部の妹の結婚を祝う会の会場で、蘭と佐藤刑事が何者かに襲われ、事件のショックで蘭は記憶喪失になってしまいます。
蘭に顔を見られたと思い込んだ犯人は蘭の命を執拗に追い始め…。
コナンは自分のことすら忘れてしまった蘭を必死に守り抜こうとしますが…⁉︎
アニメ映画の結末
ネタバレもあり
パーティ会場に置かれていた傘を見て、硝煙反応を出さないように銃を撃つトリックを見抜いたコナン。
犯人は風戸京介(かざときょうすけ)で、元々外科医でしたが、手術中に利き腕の左手の筋を仁野保(じんのたもつ)に切られる事故があり、手術能力を著しく低下させてしまいます。
後に保から事故は故意だったと聞かされ、彼を殺害します。
その捜査に当たっていたのが、今回殺害された警察官達でした。
銃の硝煙反応が出なかった理由は、穴を空けた傘から手袋をはめた左腕を突き出して撃ったためでした。
コナンと蘭はトロピカルランドの広場に追い詰められますが、コナンの機転で風戸を失神させることができます。
しかし、目を覚ました風戸が再びナイフでコナンに襲いかかります。
そこで記憶を取り戻した蘭が空手で風戸を押さえつけ間もなくやってきた警察に逮捕されました。
先に真相に辿りついていたコナンを不思議に思った警視庁刑事部部長・小田切敏郎(おだぎりとしろう)はコナンに声をかけますが、コナンは「Need not to know」(僕はただの小学生だよ」と言い、敬礼をして立ち去って行きました。
Amazonプライム無料お試し登録名探偵コナンの瞳の中の暗殺者のアニメ映画の感想
命がけで守られる蘭が羨ましいストーリー展開
記憶を失ってしまった蘭を必死で庇おうとするコナン君が本当に素敵です。
登場人物がたくさん出てくるので、しっかり見ていないと誰が何をした人かわからなくなるよで、真剣に観れたのも良かったです。
ラストでのコナンならではの大どんでん返しも良かったですし、サスペンス映画のようなハラハラ感もあり、仲間や周りの人たちの助けもあり、大満足のアニメ映画です。