ユージュアル・サスペクツのラストの結末、実は犯人は・・だった! | MITU-Screen
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ユージュアル・サスペクツのラストの結末、実は犯人は・・だった!

映画『ユージュアル・サスペクツ』は、アカデミー脚本賞を受賞したサスペンス映画です。

1995年にアメリカで製作され、クリストファー・マッカリーが脚本を担当しました。

この記事では、映画のあらすじとラストの結末、監督とキャストや感想の紹介をしています。

ぜひ、動画配信で見ていただきたい作品です。

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映画のあらすじとラストの結末は?

伝説のギャング「カイザー・ソゼ」

船舶の炎上事故を調査していた捜査官クイヤンは、ヴァーバル・キントから尋問中に奇妙な話を聞かされました。

6週間前、銃器強奪事件の容疑者として集められたキント含む5人が、釈放後に協力して宝石強奪を決行しました。

そしてLAの故買屋と接触した5人は、そこで新たなヤマを依頼されたのですが、宝石と聞かされていた獲物は実は麻薬で、トラブルから相手を射殺してしまいます。

そんな彼らの前に、伝説のギャング「カイザー・ソゼ」の右腕と名乗る弁護士「コバヤシ」が現れました。

5人は麻薬密輸船の襲撃を命令されました。「コバヤシ」によると、実在しないとも言われる伝説的ギャング「カイザー・ソゼ」からの命令とのことでした。

キートンは、カイザー・ソゼなど実在せず、コバヤシこそがカイザー・ソゼだと主張しコバヤシを殺そうとしましたが、恋人のイーディを人質にとられていました。

ヴァーバル・キントの正体

結局、命令通りに船を襲うことになりました。キートンは、なにかあったらお前だけは逃げてイーディに助けを求めろとキントに告げ、船に乗り込みましたが、船内に麻薬はありませんでした。

仲間の2人は現場で何者かに殺され、隠れて船の様子を見ていたキントは、甲板でキートンがカイザー・ソゼ(?)に射殺されるのを目撃してしまいました。

ここでキントの語りが終わります。そこでクイヤンは、キートンこそがカイザー・ソゼだったのではないかと推理します。

クイヤンは、身柄を保護する代わりに検察側の証人になるようキントに迫りましたが、キントは拒否し、警察署を去って行きました。

すると、キントの左手足には麻痺がみられなくなり、キントを迎えに来た車の運転席には「コバヤシ」が座っていました。

キントの証言に出てくる固有名詞が、部屋の壁に掲示されている書類などに書かれていたことに気がついたクイヤンは、慌ててキントを追いかけましたが、既にいなくなっていました。

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監督とキャスト

渋い演技に引き込まれる

・ブライアン・シンガー

生年月日:1965年9月17日
出身地:アメリカ/ニューヨーク州ニューヨーク

本作品の監督を務めたのは、ブライアン・シンガーです。

10代から8ミリ映画を撮り、やがてニューヨーク・シティ映像芸術学院に入学しました。

後に、南カルフォルニア大学に入学し、幼なじみだったイーサン・ホークを主演に短編「Lion’s Den」を制作しました。

93年の「パブリック・アクセス」で監督デビューを果たし、サンダンス映画祭の審査員グランプリを受賞しました。

本作での構成力が高く評価され、その後FOXのSF超大作「X-メン」「X-MEN2」を監督しました。

・ケヴィン・スペイシー

生年月日:1959年7月26日
出身地:アメリカ/ニュージャージー州サウス・オレンジ

語り手であるヴァーバル・キントを演じたのは、ケヴィン・スペイシーです。

3人兄弟の末っ子でした。ノースリッジ軍人学校に通うが、喧嘩をして退学してしまいます。

LAの大学に転校してから演技に興味を持ち、スタンダップ・コメディアンをした後、ジュリアードで2年間学びました。

その後NYに渡り、81年、ニューヨーク・シェイクスピア・フェスティバルでデビューし舞台を中心に活躍しました。91年にはトニー賞を受賞しました。

TVシリーズ「ワイズ・ガイ」にも出演し、86年「心みだれて」で映画デビューを果たしました。

95年の「セブン」で注目を集め、同年に本作品「ユージュアル・サスペクツ」にてアカデミー助演賞を受賞しました。

その後は「L.A.コンフィデンシャル」「交渉人」と続き、99年「アメリカン・ビューティー」ではアカデミー主演賞を受賞しました。

俳優のみならず、96年には「アルビノ・アリゲーター」で監督デビューも果たしました。

・ガブリエル・バーン

生年月日:1950年5月12日
出身地:アイルランド/ダブリン

宣教師を目指していましたが、喫煙が元で神学校を放校になりました。やがて地元の女子中学でスペイン語の教師となり、76年、校内の演劇に出演中に美術監督に勧められて役者を志しました。

その後舞台を経てから、主役を演じたTVシリーズはアイルランドTV史上最大の視聴率を獲得し、一気にスターとなりました。

その活躍を見たジョン・ブアマンによって81年「エクスカリバー」で映画デビューを果たしました。

90年の「ミラーズ・クロッシング」で注目を集め、93年には「父の祈りを」で製作にも参加しています。

本作品「ユージュアル・サスペクツ」では渋い演技で一際目立っていました。

後に「仮面の男」「エンド・オブ・デイズ」出演し、88年にエレン・バーキンと結婚しました。二児をもうけましたが93年に離婚しました。

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映画ユージュアル・サスペクツの感想

トリック仕掛けのストーリー

最後までずっとわけがわからず、カイザー・ソゼって何者なんだろうと思っていました。

これから謎が暴かれていくのかと思いつつ、あまり頭が良くなさそうだった語り手が実は…というオチでした。だいどんでん返しでしたね。

ストーリーの流れが全体的にさっぱりとしていて、登場人物同士の心の交流のような描写がほとんど無いです。それもやはり嘘だからなのでしょう。

トリック仕掛けのストーリーを、推理しながら楽しみたい人向けの映画ですね。

実は語り手が犯人だったというオチは、アガサクリスティーの「アクロイド殺し」という作品がもとになっているそうです。

淡々と物語が進んで行くところは、映画「メメント」とも少し似ている雰囲気がありますね。

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