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ブルーバレンタインの映画、ミシェル・ウィリアムが演じた役は?

映画『ブルーバレンタイン』は、夫婦関係が壊れていく切ないストーリー

2010年に公開されたアメリカの恋愛映画で、愛し合って結婚した夫婦が、価値観のズレから関係が壊れていってしまうという切ないストーリーを描いています。

第63回カンヌ国際映画祭では「ある視点」部門に出品されました。また、主役を演じたライアン・ゴズリングと相手役のミシェル・ウィリアムズは、第68回ゴールデングローブ賞にノミネートされました。

この記事では、映画のあらすじ、キャスト、感想と評価を紹介しています。

夫婦とは?すれ違いをどうにもできないのは?さまざまなことを考えさせてくれる映画でした。

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映画ブルーバレンタインのあらすじ

結婚後に消えていく妻の愛

ディーンとシンディは結婚7年目、可愛い娘と3人で平和に暮らしていました。

シンディは夢である医学の道に進むために勉強し、なんとか病院勤務が出来ることになり、忙しく働いていました。

その反面、ディーンは朝から酒を飲んで、ペンキ塗りの仕事に出かけ、家庭第一で仕事に対する向上心や夢はありませんでした。

そんなディーンに対し、もっと才能を生かしてほしいと訴え続けるシンディでしたが、ディーンは聞き入れません。

お互いに相手に対する不満が溜まっていってしまい、歯車が狂い始めます。昔はあんなに愛し合っていたのに、いつから壊れていってしまったのでしょう…。

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ブルーバレンタインのキャスト

カナダ出身の人気俳優

・ディーン

ディーンを演じたのは、ライアン・ゴズリングです。カナダ出身の人気俳優です。繊細な役がよく似合う素敵な俳優さんですね。

93年にカナダの子供番組『MMC(ミッキー・マウス・クラブ)』に出演しており、出演者の中にはジャスティン・ティンバーレイクもいました。

後にテレビドラマに出演するようになり俳優として活躍します。
96年に『フランケンシュタインと僕』で映画デビューを果たしました。

04年に主演した恋愛映画『きみに読む物語』が世界的に大ヒットし、一躍有名人になりました。

16年、『ラ・ラ・ランド』の演技が評価されて、ゴールデングローブ賞 映画部門 主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)を獲得しました。

翌年には、SF映画の傑作である『ブレードランナー2049』で主役も演じました。

・シンディ

シンディを演じたのは、ミシェル・ウィリアムズです。
ノルウェー系の家庭に生まれました。

1995年の『スピーシーズ/種の起源』で映画デビューを果たし、後に出演したTV番組『ドーソンズ・クリーク』で人気を博しました。

『ハロウィンH20』『ミー・ウィズアウト・ユー』『ランド・オブ・プレンティ』などのインディーズ作品に出演し続けていたところ、

その演技が評価され、『ブロークバック・マウンテン』ではアカデミー賞助演女優賞に初ノミネートを果たしました。

その後、本作品『ブルーバレンタイン』『マリリン 7日間の恋』にて、2年連続でオスカー主演女優賞にノミネートされました。

演技力のある女優さんですね。悪女っぽい雰囲気がはまっていました。

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ブルーバレンタインの感想と評価

夫婦のすれ違いを痛いほどリアルに描いた作品

一言で言えば、「ディーンがかわいそう。」でした。

もちろん、ディーンにも原因はあったんだと思いますが、そもそもシンディはディーンがどういう人かわかっていて結婚したわけで、

後になってから、仕事や夢に対して向上心が無いという理由で嫌になるのはシンディーの勝手ではないでしょうか。

ただ、シンディが働いている病院に押しかけて暴動を起こしてしまったことはさすがにディーンが悪いと思いましたので、どっちもどっちですね。

ただ、なんとなくシンディは仕事ができる優秀な人と結婚したとしてもうまくいかないような気がします。完璧な人はいないので、相手に求めすぎては上手くいかないと思うのです。

長い間一緒にいるうちにそれぞれの価値観は変わることもありますし、相手の嫌なところが気になってきてしまうのは、仕方がないことですが…。

ラストはシンディから一方的に離婚を言い渡して終わってしまいましたが、一緒にいて楽しかった思い出も沢山あるだろうし、子供のためにも仲直りすればいいなぁと思います。

現代社会に多そうな夫婦のすれ違いを痛いほどリアルに描いた作品でした。ストーリーの進行的には、過去と今の映像がテンポ良く混ざり、観客を飽きさせない展開が良かったと思います。

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