映画「テネット」は時間が逆行する映画です。
「インセプション」では、夢の中に潜入し、「インターステラー」では5次元の宇宙空間を体感させてくれたクリストファー・ノーラン監督の作品です。
構想から20年間温め続け、脚本は6~7年かけて練りに練ったモノだそうです。
この記事では、映画のあらすじとラストの結末、タイトルの意味、キャストを紹介しています。
クリストファー・ノーラン監督の集大成となるような「逆行する時間」を堪能してください。

テネットのあらすじ
ミッションは、第3次世界大戦阻止!
ウクライナのオペラハウスは、開演を迎え満員の盛況となっていました。
突然、館内に鳴り響く銃声の音。観客たちは、催眠ガスで一瞬のうちに気をうしなってしまいました。
オペラハウスの人質となった人々を救うため特殊部隊が突入。名もなき男は、特殊部隊に紛れ込みスパイの仲間を救出します。
救出作戦を終えたあとロシア人につかまり拷問されますが、名もなき男は情報を漏らすよりは死を選び毒薬を飲みます。
名もなき男は、ベッドの上で目覚めました。そこにはフェイと名乗る人物が、「ロシア人の拷問は、あるミッションのためのテスト」だったとあかされます。
あるミッションとは、第3次世界大戦を阻止すること。未来では、時間を逆行する装置が開発され人や物が過去へと移動できるようになりました。
ミッションのキーワードはTENET。第三次世界大戦を防ぐミッションに巻き込まれた名もなき男の運命はどうなるのでしょうか。

タイトルの意味と結末
実写に拘る監督の逆行する時間でのアクション
作戦は時間の順行逆行で挟み撃ちして、敵の排除と情報収集、アルゴリズムの確保でした。
名もなき男とアイブスは銃弾が降り注ぐ中、鉄格子にたどり着き、逆行したこの兵士が鉄格子をあけ、名もなき男とアイブスはアルゴリズムを回収します。
キャットは銃でセイターを撃ち、ヨットから突き落とします。そして自分も海へ逃げたのです。
アルゴリズムの回収に成功して任務を終えたニールは、自分の雇い主が名もなき男であることを明かします。
去って行く彼のバックに赤いストラップがついていたのです。あらゆる場面で危機を救ってくれたのがニールだとわかります。
後日、名もなき男はキャットの命を脅かしていたプリヤを殺します。そして、「未来の自分がこの組織を作った」と言うのです。
タイトルの謎
タイトルのTENET。
実はこれ、上から読んでも下から読んでも同じ「たけやぶやけた」と同じ回文です。
SATOR AREPO TENET OPERA ROTAS ラテン語による回文を
SATOR
AREPO
TENET
OPERA
ROTAS
と表すと、縦横の中央にTENETの文字が出てきます。
逆行する時間と進行する時間が、映像化された映画を、観ていてとてもスリリングでエキサイティングです。
高速道で、猛スピードで直進する車とバックする車のカーアクション!進行する時間と逆行する時間のシンクロ映像に、驚かされてしまいます。
実写に拘ったことから本物のジャンボジェットと格納庫を使った事故シーンは、大迫力!映画の本題を理解できなくとも手に汗握る戦闘とアクションシーンは見ごたえあるものです。
Amazonプライム無料お試し登録テネットのキャスト
名もなき男とTENET
・CIAエージェントの名もなき男 - ジョン・デヴィッド・ワシントン
・名もなき男の仲間 ニール - ロバート・パティンソン
・ロシアの武器商人 アンドレイ・セイター - ケネス・ブラナー
・セイターの妻で絵画鑑定士 キャサリン・“キャット”・バートン - エリザベス・デビッキ
・TENETの科学者 バーバラ - クレマンス・ポエジー
・名もなき男に第三次世界大戦を阻止する指令を出すフェイ - マーティン・ドノヴァン
・ムンバイの武器商人で時を逆行する弾丸を扱っているサンジェイ・シン - デンジル・スミス
・サンジェイ・シンの妻 プリア - ディンプル・カパディア
・MI6の連絡役 マイケル・クロズビー卿 - マイケル・ケイン
・名もなき男の仲間 マヒア - ヒメーシュ・パテル
