テレビアニメ「響け!ユーフォニアム」の第1期は、2015年4月から7月まで全13話放送されました。
小説シリーズの第1作になる『響け!ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部へようこそ』を原作にしています。
小説は武田綾乃原作、宝島社文庫から刊行されています。
この記事では、響け!ユーフォニアムの第1期のあらすじと最終回までの結末と、キャラと声優、聖地である宇治を紹介しています。
響けユーフォニアムのあらすじ
吹奏楽を通した青春ストーリー
北宇治高校吹奏楽部はかつては強豪と呼ばれる高校でした。
しかし今はすっかり落ちぶれてしまい、かつての強豪の姿はどこにもありませんでした。
中学時代に吹奏楽部だった久美子は入学した春、クラスメイトの加藤葉月、川島緑輝と共に吹奏楽部の見学に行きます。
黄前久美子は中学時代吹奏楽部でユーフォニアムを演奏していましたが、北宇治高校吹奏楽部の新入生歓迎の演奏を聴いて、レベルの低さに驚いたのです。
そこで久美子は、中学校の同級生である高坂麗奈と再会します。
葉月と緑輝は吹奏楽部への入部を決めますが、久美子は入部を躊躇います。
そこで思い出すのは、中学の吹奏楽コンクールでの麗奈とのできことでした。
中学時代に関西大会出場を逃したとき、悔しがる麗奈に、久美子は「本当に全国に行けるとおもっていたの?」といってしまったのです。
心無い言葉を発したと、久美子は、気まずくなってしまい、麗奈には声をかけられずにきたのでした。
吹奏楽部の新しい顧問に滝昇が着任します。
滝は部員達に「全国大会出場を目指すか、無理なく楽しい部活にするか」という二択を迫ります。
そして、全国大会を目指すことが決まり、副部長の田中あすかや中世古香織らを中心に全国大会を目指そうと、厳しい練習が始まるのです。
久美子は麗奈とも和解します。
トランペットのソロパートオーディションのことで揉めていた部内で下が、久美子は麗奈の味方であり続けようと誓います。
結局、久美子と麗奈はお互いに一番の理解者になっていきます。
そして、全国に行きたいという思いや恋愛の悩みなども語り合えるまでになります。
久美子は、必死で練習して、パートオーディションで二年生の中川夏紀に勝ちます。複雑な心境の久美子を、夏紀は背中を押してくれるのでした。
ラストの結末
久美子はコンクール本番が近付いてくると、上手く演奏できなくなり、ついに練習時に演奏から外されてしまいます。
そのあまりの悔しさから、「上手くなりたい!」と涙ながらに叫んでしまい、中学時代の麗奈の悔しさを理解するのです。
そして、久美子は何とか本番までに苦手だった部分を克服します。
そして中学時代に突破できなかった京都府大会を、完璧な演奏で見事金賞を獲得し、さらに関西大会への進出も決めるのでした。
響けユーフォニアムの登場人物
主要登場人物は?
・黄前久美子
セーラー服に憧れて北宇治高校に入学した、高校1年生で主人公。
楽器は中学時代と同じ、ユーフォニアムを担当。
人に流されやすい性格で、思ったことをすぐに口に出してしまう癖があります。
中学時代のコンクールで麗奈に言ってしまった一言を気にし続けています。
・加藤葉月
久美子のクラスメイト。
トランペットに憧れて吹奏楽部に入学しますが、担当楽器はチューバ。
中学時代はテニス部に所属していたため、楽器は初心者。
明るい性格で、ムードメーカー的存在です。
・川島緑輝
葉月と同じ、久美子のクラスメイト。
ポジティブな性格ですが、「さふぁいあ」という変わった名前にコンプレックスを抱いています。
お嬢様学校に通っていた中学時代も吹奏楽をやっており、コントラバスを担当していました。
高校生になっても同じ楽器を担当します。
・高坂麗奈
久美子と同じ中学校の出身。トランペットを担当しています。
お父さんがプロのトランペット奏者で、その影響から小さいころからずっとトランペットを吹き続けています。自分に厳しく、クールな性格。
響けユーフォニアムのキャラクターの声優
久美子や麗奈の声優を紹介
黄前久美子役を演じるのは「結城友奈は勇者である」犬吠埼樹役などでも活躍されている黒沢ともよさんです。
加藤葉月役は朝井彩加さん。「アイドルマスター シンデレラガールズ」早坂美玲役などを演じています。
川島緑輝役は豊田萌絵さん。「BanG Dream!(バンドリ!)」松原花音役などが代表作です。
高坂麗奈役を演じるのは安済知佳さん。「ぐらんぶる」では古手川千紗役を演じていました。
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舞台となった場所は?
本作は京都府宇治市を舞台としたアニメで、実際の場所がアニメの中でも多く描かれています。
北宇治高校のモデルとなった京都府立兎道高校を始めとして、下校シーンなどでもよく出てくる京阪六地蔵駅など、ファンには見覚えのある場所がたくさん存在します。
再現度の高さに驚く声も多く見られましたので、アニメを見た後は是非一度足を運んでみたいですね。