アニメ映画「ヒックとドラゴン」は2010年に公開されたアメリカの3Dアニメ映画です。
製作はドリームワークス・アニメーションで、北米では約2億1700万ドル以上の興行収入を上げています。
1人の少年とドラゴンの交流を描いた冒険ファンタジー物語で、続編が2014年6月と2018年6月の3部作で公開されました。
この記事では、ヒックとドラゴン1のあらすじとラストの結末、キャラと原作の物語を紹介しています。
ヒックとドラゴンのアニメ映画のあらすじ
敵であるドラゴンと巻き起こす奇跡のストーリー
北の海に浮かぶバーク島では、バイキング一族が生活していました。
少年ヒックはひ弱で問題ばかり起こしていて、早く立派なバイキングになることを夢見ていました。
ある日、人間の敵であるドラゴンの襲来があり、ヒックは自ら発明した装置でもっと危険だとされるドラゴンのナイト・フューリーを捕らえることに成功します。
ヒックは傷ついたフューリーを殺すことが出来ず、飛ぶことが出来なくなってしまった尾ビレを作り助けることに。
お互いに警戒しながらも歩みより、次第に仲良くなる中で、ドラゴンとの共存を考えるようになります。
ドラゴンを敵だと決めつけるバイキングたちの意識を変えたいと思うようになりますが…⁉︎
ラストの結末
ヒックはフューリーにトゥースという名前をつけ、飛行訓練を繰り返します。
そんな訓練の最中に、ヒックがドラゴンに襲われてしまいました。
トゥースはヒックを助けようとしますが、バイキングの戦士に捕まってしまいます。
ヒックは事情を話して、父に懇願しますが聞き入れてもらえません。
さらに、父はドラゴンの巣を探すためにトゥースを利用しようとまで考えていたのです。
ついに、父とバイキングたちはドラゴンの巣に乗り込見ます。ところが、ドラゴンのボスが現れ船は焼かれてしまいます。
そこにヒックとトゥースが現れ、ドラゴンに乗った仲間たちとともに戦います。そしてヒックは巨大ボスドラゴンを倒しますが、片足を失ってしまいます。
ヒックは意識を失いますが、目覚めるとトゥースに支えられながら部屋から出ます。
そして、空一面に飛び交うドラゴンたちを見ます。
それは、ボスドラゴンが死んだことによって貢がなくてもよくなったドラゴンたちの解放の喜びの姿だったのです。
ヒックとドラゴンのアニメ映画の監督
ファンタジックな3Dアニメーションを手掛けています
監督は『リロ・アンド・スティッチ』のディーン・デュボアとクリス・サンダースです。
『ヒックとドラゴン』でも手を組み監督をしました。
ディーン・デュボアは画面に引き込まれるような3D作品になるように心がけたと語っています。
両監督は共に宮崎駿やスタジオジブリ作品のファンを公言していて、『ヒックとドラゴン』にも影響したとしています。
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ドラゴンの見た目の可愛さに心奪われます!
ヒック
ヒックはバイキング一族の族長の息子で見習い中の少年です。
身体つきは貧相で村では変わり者扱いをされています。
一人前のバイキングになることを目指していますが、やる気だけが先走りたびたび面倒を起こしていました。
ドラゴンのトゥースとの出会いをきっかけに本来持っている鋭い洞察力と柔軟な思考で強い絆で結ばれていきます。
ナイト・フューリー
ヒックがトゥースと名付けたドラゴンのナイト・フューリーはその姿を見て生きて帰った物はおらず、ドラゴンマニュアルには唯一『戦うな』と書かれたドラゴンです。
漆黒の鱗に全身を覆われていて、金色の眼をしています。
ヒックに撃ち落とされ、徐々に心を通わせていきます。
ヒックとドラゴンの原作物語
児童文学書にふさわしい子供に読んで欲しい本です。
『ヒックとドラゴン』はイギリスの作家、クレシッダ・コーウェルによる児童文学で原題は『How to Train Your Dragon』です。
日本版で第11巻まで翻訳されていて、外伝も1巻が出版されています。
コーウェルが幼い頃に休日を無人島で過ごし、父親が島に住むドラゴンの話をきかせたことがきっかけでドラゴンの話を書き始めました。
コーウェルが8歳の時でした。