アニメ映画「ハウルの動く城」は2004年11月に公開されました。
監督は宮崎駿、スタジオジブリ制作です。
イギリスの作家ダイアナ・ウィン・ジョーンズのファンタジー小説『魔法使いハウルと火の悪魔』を原作としています。
この記事では、映画のあらすじと、ラストの結末、キャラと声優、見どころを紹介したいます。
ただ、このアニメ声優に有名な人が多く採用されていて、いわゆる声優さんたちがいないこと、結構不評だったりします。特にソフィーかな？
ハウルの動く城のアニメ映画のあらすじ
ある日の出会いから
帽子屋で働く少女のソフィーは、街で兵隊に呼び止められているところを魔法使いである、ハウルに助けられます。彼は荒れ地の魔女と呼ばれる魔法使いに追われている身でした。
そしてその夜、ソフィーは怪しい女に出会います。
彼女こそがハウルを狙う、荒れ地の魔女だったのです。
彼女は、ソフィーに魔法を使い90歳の年老いたおばあちゃんの姿へと変えてしまいます。
ソフィーはこの魔法を解くために、掃除婦のフリをしてハウルの動く城に住むことになります。
その一方で国では戦争が始まろうとしていました。
そしてその戦争にハウルも向かうことになり…。
最後、ラストの結末
ソフィーたちを守るためだと言って、戦争に行ってしまったハウル。
ソフィーは、1度街を離れて城に戻る事にしました。
しかし、荒れ地の魔女は自分の欲しかったハウルの心臓がカルシファーだったということに気付き、カルシファーに迫ります。
それに対抗したカルシファーは強く燃え上がり、危険を感じたソフィーは咄嗟に二人に水をかけますが、水に弱いカルシファーは途端に弱ってしまいます。
城を動かしていたカルシファーの魔法の力が弱くなってしまった影響から、城は崩れ落ちてしまいます。
城が崩れ落ちていく中、ソフィーは別の世界へと続く扉の残骸があることに気が付きました。
そこで見たものは、幼少期のハウルでした。
ハウルは、流れ星を飲み込み、火に包まれた心臓を取り出していたのです。
この心臓こそがカルシファーで、ソフィーが見ていたものは二人の契約を交わす光景だったのです。
元の世界へと帰ってきたソフィーは、いつの間にか少女の姿へと戻っていました。
ソフィーは荒れ地の魔女から弱ってしまったハウルの心臓を持つカルシファーを返してもらい、ハウルの身体へと戻します。
契約が解除されたカルシファーは、自由の身となり、流れ星に戻りました。
その後、城を動かすカルシファーの力を失った城が崩れ落ちていきます。
崩れ落ちていく城に乗っていたソフィーを助けてくれたのは、カブと呼んでいた動くカカシでした。
ソフィーが助けてくれたお礼の代わりに、カブにキスをすると、何と人間の姿になったのです。
ややこしい魔法をかけられていたカブは、なんと隣の国のプリンスだったのです。
戦争を終わらせると言った彼と、この様子を魔法で見ていたサリマンも戦争を辞めようと呟きます。
一方、自由の身となったカルシファーですが城でみんなと暮らすことを選び再び帰ってきたのでした。
そしてみんなで新しくなった城で平和に暮らすのでした。
ハウルの動く城のアニメ映画のキャラと声優
主要キャラクターたちの紹介
・ソフィー
主人公の18歳の少女でしたが、荒れ地の魔女により90歳の姿へと変えられてしまいます。
地味な容姿を気にしており、引っ込み思案な性格でしたがハウルの城で暮らしていくうちに性格にも変化が現れて…？
声優は倍賞千恵子さんです。
・ハウル
美少年な魔法使い。人並外れた魔法の才能を持っており、その能力に期待されていましたが、実は弱虫な性格。
声優は木村拓哉さんです。
・荒地の魔女
ハウルの美しい心臓を狙う魔法使い。50年前に悪魔と契約し、王宮から追放されています。
声優は美輪明宏さんです。
・カルシファー
火の悪魔。ハウルと秘密の契約を交わし、ハウルの動く城を動かしている張本人です。
褒められると調子に乗ってしまう可愛らしい一面もあります。
声優は我修院達也さんです。
・マルクル
ハウルの教え子の男の子。最初は大人ぶったフリをしていましたが、ソフィーに懐いていきだんだん年相応の性格も見せるようになっていきます。
声優は神木隆之介さんです。
・カブ
頭の部分がカブで作られたカカシ。荒れ地で身動きが取れなくなっていたところをソフィーに助けられて以降ソフィーに懐き、行動を共にするようになります。
声優は大泉洋さんです。
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大ヒット映画の見どころは？
誰もがワクワクするようなファンタジーな世界観。そして魅力的なキャラクターたち。
可愛くて、格好良くて個性的なキャラクターたちには誰もが夢中になってしまうこと間違いなしです。
声優もビックリするほど有名な方たちを採用し、演技力の高さにも注目です。
有名な俳優さんたちがやっていて、いわゆる声優さんに比べたら、イメージが違うので、不評だったりしますが、私はよかったと思います。
ソフィー役の倍賞千恵子さんだって、十分すぎると感じましたが、世間的には、結構厳しい意見もありましたね。
また、ストーリーが進むにつれてキャラクターたちの心の変化であったり、想いが変わっていく様子もとても繊細に描かれています。
