パルプフィクションは、オムニバス形式で繋がる物語で、ストーリーの形式が普通の映画とは違っているんですね。
オムニバスというのはひとつの大きなストーリではなくいくつもの短編のストーリが展開されている形式です。ですが各ストーリーごとに出てくる人物が交じり合うことがあ流という風に展開していきます。
この記事では、そんな物語のあらすじとラストの結末、監督とキャスト、ダンスや音楽を紹介しています。
ぜひ、動画配信で映画そのものをご覧いただけたらと思います。
パルプフィクションのあらすじ
いろいろな話が繋がっていく
プロローグ
まず映画が始まったらプロローグが始まります。ファミレスにいる強盗カップル”ハニーバニー”と”パンプキン”というカップルのシーンからです。
彼らはここで強盗を始めようとし、銃を使って強盗を始めます。
ここでファミレスのシーンは終わり場面が変わります。時系列は違いますがファミレスから少し前の話が始まります。
まず二人のスーツを着た”ビンセント”と”ジュールス”という二人のギャングの場面に変わります。
このビンセントこの映画の主人公てきな立ち位置で、性格は短気。ジュールスはビンセントの先輩、相棒。
この二人の仕事中の場面です、仕事内容は彼らの組織を裏切った若い者を殺し、彼らの奪ったアタッシュケースを取り返すこと。
そして彼らはそのアタッシュケースを取り戻します。そしてプロローグがここで終わります。
短編1
ここからはそしてビンセント・ベガとマーセルスの妻という題の短編ストーリーが展開されます。
ビンセント・ベガは先ほどのプロローグにも出てきたギャングの男です。
マーセルスというのはビンセントのギャング組織のボスです。妻の名はミア
まずマーセルスがビンセントに一夜だけ妻ミアの面倒を一夜だけみてほしい頼みます。
ビンセントはマーセルスが愛妻家ということ知っているので気は進まなかったが、ボスの頼みを断れることもなく頼みを聞いてしまいます。
ところがある日、薬物の過剰摂取でミアが心臓麻痺を起こします。急いで、薬の売人・ランスの家に行き、アドレナリンを打って一命を取り留めます。
短編2
次にゴールドウォッチというストーリーが始まります。
まずボクサーである”ブッチ”という男が出てきます。
彼はギャングのボスであるマーセルスに八百長を申し込まれます。
ブッチはこの八百長の申し込みを承諾しますが、ブッチ根っから負ける気もなく、承諾したにもかかわらず彼はボクシングの試合に勝ってしまいます。
ブッチはこれで大金を受け取ります、そしてマーセルスにバレる前に、その金で、恋人のファビアンと高跳びしようという計画を立てます。
途中、家に金時計を取りに帰った時、台所に拳銃が置いてあるのを見つけ、トイレから出てたヴィンセントを殺します。
逃げる途中、ボス・マーセルに出会い、車が横転、命からがらいかがわしい店に逃げ込みます。
そこでマーセルを助け、マーセルはブッチの裏切りを許して、ブッチはファビアンと共に旅立ツノです。
ここで時間が少し戻ります。
ヴィンセントが、ブッチに殺される前です。
実は、チンピラの部屋にはもうひとり男がいました。マーヴィンです。マーヴィンはトイレから出るや否や、ヴィンセントとジュールスに向かって銃をぶっ放します。
撃たれたと思った2人でしたが、すべての弾が2人を避けるように後ろの壁に当たっただけでした。
これは神の仕業だ、と感動するジュールス。マーヴィンを生かし車に乗せて走り出します。
ジュールスは、この仕事を最後にギャングから足を洗おうと考えていました。ヴィンセントはそんなジュールスの考えがわかりません。
弾が当たらなかったのは、単なる偶然だろと言い争ううちに、勢い余って後ろの席にいたマーヴィンを撃ち殺してしまうヴィンセント。とんだ誤算です。
血だらけの車では警察に見つかると慌てる2人は、ジュールスの知り合いのジミーの所に立ち寄ります。
血だらけの車を見たジミーは心底嫌そうな態度で、協力してくれません。困ったジュールスはマーセルに電話をし、助けを求めます。
困り果てた現場に現れたのは、マーセルからすべての処理を頼まれた、掃除屋のザ・ウルフでした。
ウルフの的確な指示で、何とか死体と車を整理したヴィンセントとジュールスは、ジミーに借りた服、Tシャツと短パン姿でマーセルの元へ向かいます。
途中、お腹が空いた2人はレストランに立ち寄ります。注文して、トイレに立つヴィンセント。
エピローグ
最後にエピローグが始まります、プロローグのファミレスの続きです。
「手を挙げろ。強盗だ」パンプキンとハニー・バニーでした。
パンプキンは客から財布を集めますが、ジュールスの脇にあった黒のアタッシュケースも見せろと言います。
そして、ジュールスがアタッシュケースを開けたとたん、パンプキンは驚き、逆転します。
ちょうどトイレに行っていたヴィンセントはハニー・バニーに銃を向け、ジュールスが「今日は俺の転機だ。財布の金はやる。心を改めよ」と、聖書の一節を唱えます。
その意味は分からなかったのですが、パンプキンとハニー・バニーは、強盗を諦めてレストランを出ていってしまいます。
そして、ヴィンセントとジュールスは、Tシャツをめくって短パンに銃を挟み、レストランを去っていったのです。
パルプフィクションの監督とキャスト
いまでは超有名俳優勢ぞろい
まずは監督のクエンティン・タランティーノ監督です。
映画監督であり、俳優でもあります。
彼はパルプフィクションの映画監督であり、実はこの作品に出演しています。
彼の最近の作品でいえば、ワンス・アポン・ア・タイムです。彼は映画だけでなくドラマも監督しています。
キャストは本当に豪華でジュールス役のサミュエル・L・ジャクソン。
ブッチ役がブルース・ウィルス。
タランティーノが監督する映画にたくさん出演しているのがサミュエルです。
この二人はもともと有名でしたがこの映画をきっかけにさらに有名になったといっても過言ではないです。
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映画好きなら誰もが知るダンス
この作品にでてくるダンスといえばビンセントがマーセルスの妻ミアの面倒を看ている時に二人でダンスを踊るシーンがあります。
ダンスというのは”ツイスト”と呼ばれるダンスをビンセントとミアが踊ります。
おかしみがあるがどこかクールな部分があります。この作品のクールな部分がダンスで表現されています。
またこのダンスシーンの時に使われている音楽は”ジャングル・ブギー””ミザルー”などのR&Bのタランティーノのならではの選曲でこの映画の欠かせないシーンになっています。