アニメ映画「帰ってきたドラえもん」は1998年3月に劇場公開されました。
原作の「さようならドラえもん」と「帰ってきたドラえもん」の2編を繋いで1つの作品にしています。
原作では登場しないしずかやドラミ、のび太の祖母の登場など大幅に追加され、一部の演出なども原作と異なる部分があります。
本作は「ドラえもん感動シリーズ」と呼ばれ、原作者である藤子・F・不二雄の没後、その心を受け継ごうとする者たちが、原作漫画の中から選んだ作品を映画化したそうです。
この記事では、映画のあらすじと、最後ラストの結末、キャラと声優のこと、見どころを紹介しています。
️帰ってきたドラえもんのあらすじ
未来の世界に帰ることになったドラえもん
いつものようにジャイアンに虐められ、ドラえもんに泣きつくのび太。
ドラえもんは憂鬱な雰囲気です。
実はドラえもんが未来に帰る日が迫っていたのでした。
そのことを知ったのび太は必死にドラえもんを引き留めますが、ドラえもんの意思を尊重し、送り出すことに。
最後の夜、寝付けないのび太とドラえもんは町へ散歩へ出かけました。
そこで、たまたまジャイアンに遭遇し、のび太はケンカを仕掛けられますが…⁉︎
最後ラストの結末
本物のドラえもんの姿は安堵と涙で感動
ドラえもんが居なくなって数日。
ジャイアンとスネ夫がのび太に「ドラえもんと会った」と言います。
大喜びで、どら焼きを買ってドラえもんを探すのび太。
しかし、その日は4月1日のエイプリルフールで、ジャイアンたちの残酷な嘘だったのです。
のび太は悔しさで泣き崩れます。
どうにか仕返しをしたいのび太は、ドラえもんが残していった箱を開けてしまい、その中から「ウソ800」という飲んだら言ったことが全部本当になる秘密道具を使います。
ジャイアンとスネ夫を懲らしめてスッキリしますが、途中で虚しくなってその場を去るのび太。
帰宅したのび太は母親に「ドラえもんは二度と帰ってこない」と伝え、部屋に入ると本物のドラえもんがいました。
「ウソ800」の効果はまだ続いていて、ドラえもんは現代に戻ってくることができていたのです。
反省したジャイアンとスネ夫、しずかちゃんがのび太の家に訪れ、ドラえもんの帰還にみんなで抱き合って喜びました。
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旧ドラえもんの声優たちの声が楽しめます!
ドラえもん役は大山のぶ代が演じています。
のび太は小原乃梨子(おはらのりこ)が演じ、2005年までの26年間のび太を担当しました。
しずか役は野村道子(のむらみちこ)が担当し、「サザエさん」の磯野ワカメ役も担当していました。
2005年に「ドラえもん」の新キャストに伴い、しずか役は降板しています。
️帰ってきたドラえもんの見どころ
のび太の姿に胸を打たれる人続出です‼︎
「絶対に泣ける」ドラえもん映画のうちのひとつの本作。
いつもヘタレなのび太がドラえもんを心配させまいとジャイアンに向かっていくシーンは感動的です。
ドラえもんファンからも絶大の人気を誇る原作「さようならドラえもん」6巻と「帰ってきたドラえもん」7巻がひとつにまとまった本作は、見どころしかないと言えるほどの感涙ストーリーとなっています。
感動して涙を流したい時にオススメです!