アニメ映画「のび太の結婚前夜」は1999年3月に劇場公開されました。
同時に「ドラえもん のび太の宇宙漂流記」も上映され、2014年8月には「STAND BY ME ドラえもん」の中でも3Dで描かれました。
監督は「帰ってきたドラえもん」の渡辺歩が担当しました。
てんとう虫コミックス『ドラえもん』の25巻「のび太の結婚前夜」が原作となり、本作のエンディングでは原作にはない挙式のシーンが描かれています。
この記事では、アニメのあらすじと最後ラストの結末、キャラと声優、見どころを紹介しています。
️のび太の結婚前夜のあらすじ
結婚式に行ったつもりが結婚前夜だった⁉︎
ある日、空き地でしずかと出来杉くんが仲良く劇「白雪姫」の練習をしているのを見たのび太は、将来本当にしずかと結婚できるのか不安になります。
そこでドラえもんと共にタイムマシーンに乗ってしずかちゃんとの結婚式を見に行くことにしたのび太。
しかし、タイムマシーンのボタンを押し間違えて、結婚式の前日に到着してしまいました。
そんなふたりの前に、式の日を1日間違えてしまった未来ののび太が現れます。
何歳になってもドジぶりは直らないのび太。
せっかくだからと未来ののび太の結婚前夜に密着することにしたドラえもんとのび太。
すると、道路に飛び出した1匹の猫を助けようとした未来ののび太がトラックに轢かれそうになります。
ドラえもんは咄嗟にひみつ道具の『ちょっと待っタイマー』で助けることに成功します。
猫の首輪には「高木」と言う飼い主の名前と住所が書いてあり、未来ののび太としずかは猫を届けてあげることにしますが…⁉︎
️のび太の結婚前夜の最後ラストの結末
しずかの気持ちを知ってより決意を決めたのび太!
のび太はジャイアンの家でスネ夫や出来杉くんと一緒にお酒を飲みながら二次会の打ち合わせをします。
終始デレデレの未来ののび太にしずかちゃんはのび太との結婚を後悔してるのではないかと心配になったのび太は、ドラえもんとしずかちゃんの様子を見に行くことに。
そこではちょうど、しずかちゃんがパパにお別れを挨拶をしていたところで、パパに向かってお嫁に行きたくないと言っているのを聞いてしまいます。
しずかの父は「君は僕らに僕らに素晴らしい贈り物を残してくれるんだ。数えきれないほどのね」と言って、しずかが生まれた日から今日までの思い出があるから大丈夫だと伝えました。
そして、のび太の事を信じるようにと言います。
「あの青年は人の幸せを願い、不幸を悲しむことのできる男だ。彼なら間違いなく君を幸せにしてくれる」と。
現代に戻ったのび太はドラえもんと空き地に向かい、しずかに「絶対に幸せにするから」と泣きじゃくりました。
Amazonプライム無料お試し登録️のび太の結婚前夜のキャラと声優
懐かしくて親しみのある声が胸に響きます!
声の出演はドラえもんは大山のぶ代、のび太を「ドラえもん のび太の南海大冒険」の小原乃梨子が担当しました。
その他、しずか役を「サザエさん」磯野ワカメ(2代目)役も担当した野村道子、ジャイアンを「タイムボカン」のワルサー役も担当したたてかべ和也、スネ夫を「おそ松くん」のイヤミ役も担当した肝付兼太が出演しています。
️のび太の結婚前夜の見どころ
何度観ても泣ける!大人の「ドラえもん」
「のび太の結婚前夜」ではどうしてしずかが出来杉くんではなく、のび太を選んだのかが描かれています。
そして大人になったジャイアンやスネ夫がどうしてしずかがのび太を選んだのかを語るシーンもあり、のび太が周りからどんな風に見られているのかがわかる内容となっています。
大人が泣けると評判の本作は、家族の在り方や、父親の愛情、友人たちと過ごした日々などが凝縮されていて、まるで同窓会をしたように懐かしい気分になります。
沢山の人に観て欲しい優しくて心温まる作品です。