2001年宇宙の旅の最後ラストの結末は難解、モノリスの意味は? | MITU-Screen
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2001年宇宙の旅の最後ラストの結末は難解、モノリスの意味は?

映像の素晴らしさで評判になったと言われるのが2001年宇宙の旅です。

公開した当時は、セリフもなく、説明もほとんどないので、あまりにも難解だ、という評判もありました。

しかし、視覚表現だけで訴えるという方法の斬新さや、映像の高いクオリティーや映画の哲学的なテーマが受けたのか、1968年の年間世界興行収入で1位を記録したそうです。

この記事では、2001年宇宙の旅のあらすじ、監督とキャスト、モノリスのことを紹介しています。

ぜひ、動画配信で、この名作を見て欲しいなと思います。

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2001年宇宙の旅のあらすじ

人間に知性を与えたモノリスとは

現在から約500万年前の地球という惑星には我々の人類の祖であるヒトザルたちが住んでいました。

彼らは飢餓に苦しんでいました。そんな中突如彼らの前に現れた謎のモノリスという石板。

恐れていたが、好奇心旺盛のヒトザル達は、石板の周りに集まり始めます。そしてモノリスに触れた一匹のヒトザルに突然変化が現れます。

モノリスに触れたヒトザルは知性を持ち始めます。ヒトザル達は両手を自由に使うことを知り、そして

ヒトザル達はやがて道具を使うことを習得します。

人類最初の道具、それは動物の骨でした。ヒトザル達は骨という道具を武器として使い始め、狩りを始めます。

また骨を狩りだけでなく、テリトリーを守る、新しく得るためにヒトザル同士が武器を使って殺し合いを始めるようになりました。

そしてヒトザルは人類の進化が始まったのです。人類としての最初の一歩を踏み出したのでした。

21世紀、人類の科学技術の進歩は急激に進み、もともと骨という道具が大きく変化を遂げ宇宙に行く、宇宙船にまで発展を遂げます。

月での開墾、開発が進む中で、人類は月の表面にある変わったものを発見します。それこそヒトザルに知性を持たせた黒い石板、モノリスです。

モノリスの調査のために月面で会議を行います。この月の研究者であるフロイド博士も、急いで月に向かいます。

フロイド博士が月に到着し、すぐにモノリスのところに向かいます。ちょうどその時、上空で太陽と月がまっすぐ一直線に並ぼうとしていました。

そして太陽の光がモノリスを照らした瞬間、月面にいた者達の頭の中に急にいやな音とと一緒に、信号が木星へ向けて発信されたのです。

そしてデヴィッド・ボーマン、フランク・プール率いる調査団が結成されます。彼らは宇宙船ディスカバリー号に乗って地球を出発しました。

食料と空気をできるだけ節約するため、ボーマンとプールの2名で船を管理し、他数名の科学技術者は冷凍睡眠状態のまま目的地へ赴くという体制で臨んでいました。

順調にことが進んでいた旅ではあったが、船のコントロールを司っている人工知能のHALが突然警告を発し始めます。

そして原因を調べるために地球に通信を受信すると地球から宇宙船のアンテナに異常が起きるとのことでした。

そしてアンテナを交換しようと、スペースポッドを使って船外に出ていくプール。

交換を終えたプールが帰還してまもなくHALが次は別の場所に不具合があると伝えてきました。

またも地球に通信しますが、どこにも不具合がないとの報告を受信します。

しかし、何かおかしいとHALに対して疑いを募らせる搭乗員のボーマンとプールだが警戒しつつ確認をするためにプールが再び船外作業のため船外にでます。

再びスペースポッドに乗り、降りて作業を開始し始めると。突然スペースポッドがプールに襲いかかって来ました。

突如襲い掛かられたプールは宇宙に放り出されます。それを見て焦ったボーマンがもう一つのスペースポッドに乗り、救出に行くが手遅れでした。

プール救出は諦めて母船に戻ろうとするボーマンだが、母船の扉は完全に閉ざされていました。

HALが再び暴走し、船内では、次々と船員が冷凍状態になり船員たちがバタバタと命を落としていきました。

HALの暴走がボーマンの運命を狂わせていくのです・・・・

最後ラストの結末

ボーマンは爆風を使って、無理やりディスカバリー号へ帰還します。

そして、HALの中枢部へ向かい、彼の思考部を停止させます。

その時、突然1本のテープが再生されます。

それはフロイド博士からディスカバリー号の乗組員達に宛てた、木星到達時に再生されるはずのメッセージでした。

これから、ボーマンは木星に磁力を発し続ける謎の石板「モノリス」の存在と自分達の真の目的を知るのでした。

ボーマン1人を乗せたディスカバリー号が、木星の衛星軌道上に辿り着きます。

そこには巨大な、黒い石板が浮かんでいました。

その時、ボーマンのポッドは激しく揺れ始めて、眩い光に包まれます。

気がつくと、ボーマンのポッドは、とある部屋にいました。

その部屋には時間の概念がなく、ついに死を前にしてベッドに横たわる年老いたボーマンは、部屋の中に浮かぶ黒い石板を目にするのです。

その瞬間に、ボーマンは胎児の姿に変化します。

月と地球が映し出され、ボーマンは、宇宙から地球の姿をじっと見つめるのでした。

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2001年宇宙の旅の監督

数々の有名なダークユーモア作品の巨匠

監督はスタンリー・キューブリック、アメリカ人です。

ハリウッド映画の監督であるが30歳以降は拠点をイギリスに移して活動していました。

有名な作品でいえば「シャイニング」「時計仕掛けのオレンジ」など革新的な作品を作ってきました。

どの映画も彼の独創性とストーリが基本的にブラックユーモアなのが彼の作品の特徴です。

2001年宇宙の旅のキャスト

1900年代後半の名優達

キャストはディスカバリー号の船長役キュア・デュリア
プール役ケイリー・ロックウッド

ひと昔の大スター達が勢ぞろいです、ケイリー・ロックウッド等はこの作品以外に西部劇などの作品に多数出演していますので、ぜひ見てみてください。

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2001年宇宙の旅のモノリスの意味

人間とは何者なのか、我々はなぜ存在するのか

モノリスとこの映画の要と言っても過言ではありません。

モノリスとは英語ではなくラテン語からとっています。

モノリスという単語の意味は孤立した石という意味になります。

基本的に人工的に作られた石のことを指します。

石板や石碑等です。

モノリスは作品を見ても不明な点が多いです。

モノリスが存在する意味は誰も知らないが、作中を見る限りヒトザルに知性を与え、ヒトがモノリスに触れると激変が起こるなどヒトを支配する、謎の物体です。

小説版では生命体を生み出し、モノリスには光速で移動する、感情があるなど神を思わせるような印象があります。

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