ブレードランナーFC、デッカード役のハリソン・フォードがかっこいい! | 映画はいつもそこにあった

ブレードランナーFC、デッカード役のハリソン・フォードがかっこいい!

映画「ブレードランナー ファイナル・カット」はSF映画の金字塔「ブレードランナー」をデジタル版で再びよみがえらせたものです。

1982年の通常版から1992年のディレクターズ・カット版を経て、2007年に再度編集されて完成しました。

そこには、SF映画の巨匠リドリー・スコット監督の本作に対する全ての想いが集約されているそうです。

この記事では、映画のあらすじと監督、キャスト、見どころを紹介しています。

時を経ても色あせな、SFの名作をゆっくりと味わってください。

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ブレードランナー ファイナル・カットのあらすじ

人間とは、レプリカントとは何か

環境破壊が進んだ21世紀初頭。

人類の多くは宇宙へと移住し、その開拓にレプリカントと呼ばれる人造人間を奴隷として使い、過酷な労働や戦闘に就かせていました。

彼らはやがて感情を持ち始め、脱走し人間に紛れ込むようになります。

ある日、ネクサス6型のレプリカント4人が人間を殺害し脱走した後に地球へと帰還します。

かつて脱走レプリカントを取り締まり抹殺する“ブレードランナー”だったリック・デッカードが呼び戻されこの捜査を行うことになりますが、捜査を進めていくうちにデッカードのレプリカントに対する考えが変わり始めます。

一体なぜレプリカントは脱走したのでしょうか。人間とは、レプリカントとは何なのでしょうか。一人の捜査官がその謎に迫ります・・・・。

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ブレードランナー ファイナル・カットのキャスト

名脇役が勢ぞろい

デッカード(ハリソン・フォード)

主人公デッカードを演じるのは、スターウォーズシリーズのハン・ソロ役やインディ・ジョーンズシーリーズの主役インディ役でも知られるハリソン・フォードです。

私生活では恋多き色男ですが、本作ではたくましくて無骨な“ブレードランナー”を演じています。

通常版とその30年後を描いた映画ブレードランナー2049が劇場公開となった1982年と2017年ともに来日し、自ら積極的に映画のプロモーションも行っています。

アカデミー賞やゴールデングローブ賞など数多くの賞にもノミネートされており、ハリウッド俳優として確固たる地位を築いた演技派俳優の一人です。

バッティ(ルトガー・ハウアー)

反逆レプリカントのリーダー・バッティを演じたオランダ人俳優ルトガー・ハウアーは、1988年にゴールデングローブ賞テレビドラマミニシリーズ部門の助演男優賞を受賞するなど、実力派俳優の一人です。

劇中ではそのプラチナブロンドと大きな目が印象的で、反逆児としての狂気がありありと伝わってきます。

日本ではあまり知名度はありませんが、母国オランダやハリウッドの映画界では名脇役として活躍しており、最近では、シン・シティやバットマン・ビギンズなどの話題作にも出演するなど精力的に活動していましたが、2019年7月、多くの人に惜しまれながらこの世を去りました。

ガフ(エドワード・ジェームズ・オルモス)

その他にも、ロサンゼルス市警刑事のガフ役には、マイアミ・バイスのキャステロ警部役エドワード・ジェームズ・オルモスが演じます。

プリス(ダリル・ハンナ)

や、バッティのパートナー・プリス役にはキル・ビルのエル役でお馴染みのダリル・ハンナが出演しています。

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ブレードランナー ファイナル・カットの見どころ

まさに“スルメ”映画

見どころは、何といっても通常版、ディレクターズ・カット版からさらに生まれ変わったということです。

通常版製作当時、商業映画として“ウケる映画”という観点から後回しにされていた、監督の芸術的なイメージがこのファイナル・カット版では大いに反映されています。

有名なのが、ユニコーンが登場するシーンです。このシーンはディレクターズ・カット版がつくられた際に既に追加されていましたが、ファイナル・カット版ではより長く使われており、よりリドリー・スコット監督が頭に描いていたイメージ通りのものとなっています。

その他にも、バッティがタイレル博士に会うシーンでは、血が流れるシーンをあからさまに描写し、グロテスクではあるがよりリアルな仕上がりになっています。

余談ですが、ハリソン・フォードの実の息子ベンジャミン・フォードは父のハリソンと瓜二つで、通常版、ディレクターズ・カット版の劇中でセリフと口の動きが一致していないシーンがあるのですが、ベンジャミンはこのファイナル・カット版で父が演じるデッカードの口元の代役として合成で参加しています。

どのシーンにそれが施されているか分かったあなたは、真の映画通!

ちなみにベンジャミンは、自身が経営するカリフォルニアのレストランで料理長を務める、俳優でも何でもない一般人です。口元の出演だけとは言え、演技経験のない一般人がSF映画の名作に出演できるなんてうらやましいです。

さて、今やSF映画の金字塔として名高い本作ですが、実は通常版が劇場公開された当初、同じ年に公開されたSF映画のE.T.やスタートレックシリーズに比べると興行収入はあまり伸びませんでした。

それはおそらく、本作がアメリカ人SF作家フィリップ・K・ディックの「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」というとても哲学的なSF小説を映画化した作品なので、当時のほかのSF映画に比べると、設定がダークで難解でマニアック過ぎたのだと思います。

しかし、時を経るごとに、いや時を経たからこそ本作が持つメッセージに意味が見いだされ、最新技術によりさらに磨きがかかり、40年近く経った今でも多くの映画ファンたちに愛され続けているのだと思います。

本作の年代設定は2019年で、まさに今私たちが過ごしている年代です。

劇中の街並みや生活様式、人造人間の存在などは今の私たちのそれとは全く異なりますが、本作は単に人間と人造人間の戦いを描いているだけではありません。

現代に存在するあらゆる不公平や差別についても通ずる部分があり、映画が言わんとしていることは2000年代になった今でも考えさせられるものがあります。

一度観たことがある人も今回初めて観る人も、本作を何度も観返したり、通常版、ディレクターズ・カット版と観比べてみることで、監督が映像を通して本当に伝えたかったことが見えてくるかもしれません。観れば観るほど、新たな発見がある事間違いなしです。

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