映画「プライベート・ライアン」はスピルバーグ監督のアメリカの1998年公開の戦争映画です。
第二次世界大戦のドイツ軍とアメリカ軍の戦いでノルマンディー上陸作戦がありました。その作戦を舞台とした映画で、アカデミー賞では沢山の賞を受賞しました。
リアルすぎる戦争描写と織りなす人間ドラマで評判になり、主演のトム・ハンクスの名演も話題を呼びました。
この記事では、映画のあらすじと監督キャスト、映画音楽の紹介をしています。
戦争のもたらす悲劇というものが取り返しのつかないものだということを感じる映画でした。
プライベート・ライアンのあらすじ
捜さねばならぬ人物
ある老人が息子たちとともにノルマンディー上陸作戦に参戦した英霊達を祀る墓地に来ました。
しかし、その老人はなにを思ったかその場に座り込んでしまいます。
そしてその老人の回想が始まります。
第二次世界大戦中の1944年6月6日アメリカ軍のヨーロッパ北西の侵攻作戦に成功しました。
しかしドイツ軍の迎撃に遭いたくさんの死者がでました。そんな時、アメリカ陸軍参謀総長のジョージという男の元にある一報が入ります。
一報とは戦死報告で、この作戦で参戦していたライアン家の4人兄弟の内三人が戦死したという報告でした。
末っ子のジェームズ・ライアンはこの作戦の前の演習時に敵地で行方不明になっていました。
ジョージはすぐさまジェームズを探し出して、アメリカに帰国させるように部下に命令しました。
そして命令を受けたレジャー隊のミラー大尉、六人の部下達、歩兵団にいてフランス語のできるアパム伍長と共にジェームズがいるであろうフランスの内陸部の方に向かいます。
そしてフランスにある村でドイツ軍との戦闘が始まります。彼らもその戦闘に参加します。
戦闘中逃げ遅れたフランス人の親子に遭遇、保護してほしいと頼まれるが安全は保障できないため拒否します。
しかし、隊の一人の男がその親子を保護しようとするのですが、スナイパーに狙撃されてしまい息を引き取ります。
やがて、戦闘がおさまったころ、ミラー大尉はライアンを探し、見つけ出すがそのライアンは
名前は、一緒だったものの捜しているライアンではありませんでした。
そしてライアンが所属していた第101空挺師団を捜し始めることとなります・・・。
プライベート・ライアンの監督とキャスト
映画界の大巨匠
監督はスティーヴン・スピルバーグです。アメリカ出身の監督、プロデューサーアカデミー会員です。
彼の作品は日本で有名で、ジュラシック・パーク、ジョーズ、E.T.など数多くの有名作品を生んだ監督です。
ジョーズでは当時の興行収入1位のゴッド・ファーザーを超え長い間その記録は塗り替えられませんでした。
・トム・ハンクス
ミラー大尉の役です。アメリカ出身の俳優で、監督プロデューサーでもあります。
フォレスト・ガンプやハドソン川の奇跡で知られる俳優です。
・トム・サイズモア
アメリカ出身の俳優です。プライベートライアンに出演し注目を集めました。
その後も数々の作品に出演しました。
・マット・デイモン
ライアンの青年時の役を演じています。アメリカ合衆国の俳優、脚本家、映画プロデューサーです。グッド・ウィル・ハンティング/旅立ちでアカデミー脚本賞を受賞しました。
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音楽が通りだす雰囲気
役者達を完璧にまとめ上げ最高傑作の戦争をテーマにした映画です。
その中でもこの作品の音楽は称賛されています。
戦争に赴いた兵士達を思わせるような激しくも悲しいような音楽はいつ聞いても涙の出てしまう曲です。