ジブリ作品アニメ映画「借りぐらしのアリエッティ」は、原作メアリー・ノートンの『床下の小人たち』という作品をアニメ映画にしました。
スタジオジブリが制作した日本のアニメーション映画で、監督は本作において初監督作品となる米林宏昌さんです。
原作を、翻案・脚色した作品であり、人間の屋敷で物を借りながら隠れ暮らす小人の一家と、小人の少女アリエッティと人間の少年の翔の交流を描いています。
この記事では、映画のあらすじとキャラと声優、主題の紹介をしています。
この一言がとても印象に残りました。「ごめん、死ぬのは僕のほうだ・・・」
借りぐらしのアリエッティのあらすじ
無事引っ越すことができるのか
アリエッティは14歳の小人の少女、両親と3人で、郊外にある古い屋敷の床下で暮らしていました。
実は、小人には人間に見られてはいけないという掟があり、さらに人間の生活品を借りながらひそかに暮らしていたのです。
ある日、彼女は初めての借りを行います。ところが、人間の少年である翔に見つかります。
翔は心臓の病気の療養のためにこの屋敷へ来ていたのです。
母と大叔母から小人の話を聞かされていた翔は小人たちとの接触を試みようとします。
その夜、翔は部屋の寝室にあるドールハウスが曽祖父が小人達への贈り物として造らせたということを知ります。
その後、引越しのために別れを告げるため、翔の前に現れたアリエッティ。
ところが、翔は、そんな彼女に憎まれ口を叩いてしまいます。
・君たちは滅びゆく一族なんだよ
ただ、自分の行いが結果として小人たちの住処を壊してしまったことを詫びます。
・ごめん、死ぬのは僕のほうだ
翔は、自分は心臓の病で手術を受けるけれど、きっと死ぬのだろうと彼女に告げます。
そして、家政婦のハルがついに小人の住処を発見します。そして、アリエッティの母のホミリーが誘拐されます。
悲しむアリエッティに、翔は共にホミリーを探そうと提案します。
そして、台所へ来た2人は、ホミリーを救出することに成功するのです。
小人たちの引越しはうまくいくのでしょうか。翔と小人たちの運命はどうなるのでしょうか。
借りぐらしのアリエッティのキャラと声優
有名な俳優が声優として出演
・アリエッティ(声 – 志田未来)
本作の主人公で、小人の女の子です。年齢は14歳。
貞子達が暮らしている屋敷の床下に住み、いろいろな生活品を借りながら、両親と暮らしています。
・ホミリー(声 – 大竹しのぶ)
アリエッティの母親。
・ポッド(声 – 三浦友和)
アリエッティの父親。
・スピラー(声 – 藤原竜也)
小人の少年。
・翔(しょう)(声 – 神木隆之介)
12歳の少年。両親は離婚、父親とは別居していて、母親の奈津美も外交官で、海外赴任のために家族との交流はあまりありません。
生まれつき心臓が弱いので、運動があまり出来ません。
・牧 貞子(まき さだこ)(声 – 竹下景子)
アリエッティの家族が暮らす屋敷の主人です。68歳です。翔の祖母の妹にあたり、病身の身である翔のことを案じています。
・ハル(声 – 樹木希林)
貞子の屋敷に長く住み込みで働いている家政婦です。
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ジブリとしては初の海外作品
主題歌は「Arrietty’s Song」です。
作詞 – セシル・コルベル / 作曲 – サイモン・キャビー(Simon Caby)、セシル・コルベル / 日本語訳詞 – 伊平容子です。
ジブリ作品では初、海外の音楽家による主題歌になります。
コルベルが2009年4月に自分が昔からジブリ映画の大ファンであり、音楽もすべてがジブリ映画から大きな影響を受けて来たという手紙と自身のCDをジブリに送付したそうです。
それがきっかけで、この借りぐらしのアリエッティの主題歌を担当することになったそうです。