映画「リトルダンサー」は2000年にBBCフィルムズによって公開されたイギリスの映画です。
イギリスの炭鉱町でボクシングを習っていた少年が、ふとしたきっかけで見たバレエ教室に通うようになり、少女たちに混ざってバレエダンサーを目指す物語です。
この記事では、映画のあらすじ、キャスト、感想を紹介しています。
幾度も困難を乗り越えて、夢を実現することがどれだけ大切か、そして周りの人もそれを支えるんだと感動させられます。
感動のヒューマンドラマのあらすじ
穏やかだった家庭が・・・
年代は1984年、場所はイングランドの北部にある炭鉱の街ダーラムという場所です。
そこにビリーという少年がいて、炭鉱夫の父と兄と少し認知症を持った祖母と暮らしていました。母親はというとビリーが幼いころに病気で亡くなっていました。
父親はボクシングが好きで近所にあったボクシングのジムにビリーを行かせていました。しかし当の本人のビリーは殴り合いをするボクシングというスポーツに対して馴染めないでいました。
ある日、ボクシングジムに行く途中に隣でやっているバレエ教室が目に入りました。
ビリーは元々ボクシングではなく音楽に興味がありました。
そしてビリーは父親に秘密でバレエの授業に参加します。そしてそこでコーチをしていたウィルキンソンという指導者に教えてもらいます。
ビリーはみるみる内に才能を見出しはじめ、バレエの腕を上げていきます。しかしこのことが父親の耳に入ると、父親は激怒し親子関係に大きなヒビが入ってしまいます。
そしてウィルキンソンはビリーから亡き母の手紙を見せられます。ウィルキンソンは彼女を偲びました。
そんな中、兄は警察に逮捕されてしまいます、ビリーの家庭環境がどんどん崩れていきます。ウィルキンソンはビリーをオーディションに出そうとしますが。
家庭が崩れていくのを見て、オーディションに出ることを渋ります。父はビリーをお前のおもちゃにするなとウィルキンソンに対して言い放ちます。
なぜ父はビリーこんなにも反対するのか・・・・。
リトル・ダンサーのキャスト
大作の女優が出演
・ジェイミー・ベル
ビリー役のイギリスの俳優です。この作品で、俳優デビューしました。タンタンの冒険、キングコングなどの映画に出演していました。
・ジュリー・ウォルターズ
ウィルキンソン役の女優です。イギリスの女優です。この作品に出演し、アカデミー賞を受賞しました。ハリー・ポッターなどにも出演した有名な女優です。
Amazonプライム無料お試し登録リトル・ダンサーの見どころ
磨き上げられた演技
見どころは主人公のビリー役を務めたジェイミーは当時13歳で、オーディションで3000人の中から選ばれました。
演技、ダンス共に秀でていて、また出身地の縛りもあったためとても倍率の高いオーディションを勝ち抜きました。
また少年時代の喜怒哀楽を表現するのは簡単なものではありません。しかしジェイミーの演技は鍛錬されたものでした。
リトル・ダンサーの感想
家族愛あふれる映画
男らしさや、女らしさがうまく表現されている映画でした。
ミュージカル映画ではあるのですが、オリジナリティーのある少し変わったミュージカルが楽しめました。
家族愛のある映画で、中高生の年代におすすめできる映画でした。
