パーフェクトブルーのアニメ映画、霧越未麻と日高ルミの声優は誰? | MITU-Screen
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パーフェクトブルーのアニメ映画、霧越未麻と日高ルミの声優は誰?

アニメ映画「パーフェクトブルー」はアイドルにストーカーされる、というサイコホラーアニメです。

1997年にマッドハウスの制作で公開されました。

実は、制作するにあたって、洋画「セブン」をはじめとするサイコホラーをイメージしていて、犯人の狂気と被害者の崩壊していく精神に重きを置いた内容にしたそうです。

この記事では、アニメのあらすじとキャラと声優、監督、感想と評価を紹介しています。

この作品は今敏監督の初監督作品ですが、その後の作品も素晴らしく、ぜひみていただきたいものばかりです。

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パーフェクトブルーのアニメ映画のあらすじ

その狂気は自分自身なのか?自分以外なのか?

B級アイドルグループ「CHAM」(チャム)に所属している霧越未麻(きりごえみま)は突如チームを脱退し、女優へと転身します。

とはいえ、すぐに仕事のオファーもなく小さな端役やヘアヌード写真などで知名度を上げていきます。

次第に汚れ仕事で有名になっていく未麻の周辺で不可解な事件が立て続けに起こります。

未麻になりすました何者かが書いているブログや、マネージャーの失踪、未麻の行く先々に現れるストーカー。

そしてアイドル時代の未麻自身までが見え始める幻覚に襲われ⁉︎

精神的に追い詰められていく未麻の運命は…⁉︎

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パーフェクトブルーの声優と監督

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・霧越未麻

主人公・霧越未麻の声優は岩男潤子(いわおじゅんこ)です。

1994年にアニメ「モンタナ・ジョーンズ」で声優デビュー後、「新世紀エヴァンゲリオン」の洞木ヒカリ役や、「カードキャプターさくら」の大道寺知世役なども担当しています。

・日高ルミ

未麻のマネージャーを務める日高ルミの声優は松本梨香(まつもとりか)です。

アニメ「新・おそ松くん」で声優デビュー後、「ポケットモンスター」のサトシ役で世界的に知られるようになります。

パーフェクトブルーの監督

監督は今敏(こんさとし)です。

北海道出身のアニメ監督、漫画家で1963年生まれ。

1993年に「ジョジョの奇妙な冒険」で原画やシナリオ、演出、構成などを手掛けています。

「パーフェクトブルー」で初の監督を務めました。

2002年には「千年女優」を公開し多くの賞を獲得しました。

2003年に「東京ゴッドファーザーズ」、2004年には初のTVシリーズとなる「妄想代理人」を製作。

2006年には以前からファンであった筒井康隆のSF小説「パプリカ」の映画化を実現し、発表します。

2010年に肝臓癌と診断され46歳の若さでこの世を去りました。

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パーフェクトブルーの感想と評価

現実と妄想が交錯する問題作です
まだ今みたいにストーカー規制法などができる前の話で、まるで未来の日本を予測していたような新鮮さのあるアニメです。

見返すたびに気持ち悪くなるなど、内容にインパクトがあり衝撃的な内容ではありますが、現代になり再度見返すと似たような事件は多々あり、このアニメのような事が日常のリアルで起こっていることの方におぞましさを感じます。

体は正常でも精神が崩壊すれば人間はいとも簡単に壊れていくものだとこのアニメを見ていて思いました。

「現実」と「幻覚」の融合というテーマを追求してきた今敏監督らしいアニメ映画です。

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